【保存版】読まれるブログの書き方を公開!読者と検索エンジンどちらも対策

こんな方に読んで欲しい!
  • たくさん読まれるブログが書きたい!
  • どうやって書けばプロっぽい文章が書けるの?

こんな悩みを解決します。

ブログをはじめてはみたものの「どうやったらアクセスが増えるんだろう。」と悩んでいる方も多いでしょう。一生懸命書いた記事が全然読まれないのは悲しいですよね。

アクセスが増えない原因は色々考えられますが、もっとも多い理由は、単純に記事のクオリティが低いということです。

しかし、記事のクオリティといっても、具体的に何が悪いのかを知らなければ改善のしようがありません。

そこで本記事では、「読まれるブログ記事の書き方」について徹底解説します。

「タイトル」「見出し」「まとめ」などそれぞれのパーツにわけて、読者・検索エンジンそれぞれへの影響を踏まえた「読みやすい記事の作り方」を解説しています。

これを読むだけで、読まれるブログを書く準備が整いますよ!

筆者は、ジャンルの異なるブログを8つ運営しています。数年のブログ運営経験で得たうまくいった経験・失敗した経験をもとに解説していきます!

それでは、本編をどうぞ!

もくじ

読まれるブログを作るポイント

読まれるブログ ポイント

読まれるブログの大前提は「読者の検索意図を汲んで、読者の悩みを解決する情報を届けること」です。

つまり、読者の悩みを正しく把握すること、そしてそれが解決する結論を提示することの2つが、読まれるブログの最低条件といえます。

しかし、論文のように価値があっても読みづらい文章は、一般的には読まれませんよね。

だからこそ、読まれるブログをつくるためには、読者が満足する結論を提示するだけでなく、わかりやすく読者に伝える必要があります。

本記事で扱うのは、その「わかりやすく」伝えるためのテクニックについてです。本記事で解説するテクニックを駆使しても、読者の検索意図がうまく汲み取れなかったり、あさっての方向をむいた結論を示す文章は、読まれるブログにはならないので、注意してくださいね。

記事タイトルの作り方

記事のタイトルは、検索結果に表示されたり、SNSでもアイキャッチ画像と共に表示されたりと、記事の顔とも呼べるパーツです。

読者が最初に目にするポイントだからこそ、記事のアクセス数、記事を読んだ満足度に大きく影響します。

記事タイトルの読者への影響

前述のとおり、タイトルは読者が一番最初に目にするポイントです。そのため、記事のタイトルが魅力的だと、記事が読まれる確率(クリック率)が上がります。

つまり、記事のタイトルはブログのアクセス数に大きく影響する大変重要なパーツといえます。

また、タイトルは記事全体を簡単に要約した言葉です。タイトルを見て興味をもった読者が記事を読んでガッカリしないように、タイトルと記事は一貫している必要があります。

記事タイトルの検索エンジンへの影響

記事タイトルは、検索エンジンのキーワード判断に強く影響します。

前述のとおり検索エンジンは、クローラーがインターネット上を回遊しながら、情報を収集し、データベースに登録(インデックス)しています。

クローラーは、記事のクオリティをチェックすると同時に、記事のキーワードを判断しますが、キーワードを判断するうえでタイトルの影響が大きくなります。

つまり、狙っているキーワードをタイトルに入れておくことで、クローラがキーワードを判断しやすくなるのです。

クオリティの高い記事タイトルの作り方

クリック率の高い記事タイトルの作り方ですが、次の5つのポイントを押さえてください。

  1. 1秒で判断させる
  2. 「機能」ではなく「ベネフィット」を打ち出す
  3. 数字を使って具体性を高める
  4. タイトルは30文字前後に押さえる
  5. 実績やスキルを武器にする

できるだけシンプルで簡単にベネフィット(価値)が感じられるようなタイトルを心がけてください。詳しくは「【コピペOK】ブログ記事のタイトルを決める5つのポイントを紹介!」で紹介しています。

見出しの作り方

見出しが記事の70%を語ると言われるほど、見出しは記事にとって重要なパーツです。

見出しを作成すると、自動的に目次が生成されるWordPressテーマやプラグインがあるので、見出し作成は目次作成と同義と考えていいでしょう。

見出しの読者への影響

大半の読者は、1秒でも早く結論が知りたいと思っているため、記事を全て丁寧に読むことはしません。見出しをみて、欲しい情報がある場所の当たりを付けて、そこだけを読みます。

つまり、「記事のどこを読めば欲しい情報があるのか」を読者が瞬時に理解できるように見出しを作る必要があります。

見出しの検索エンジンへの影響

検索エンジンは、キーワードを判断する際にタイトルの影響を大きくうけますが、タイトルに次いで見出しの影響を受けます。

つまり、見出しにもキーワードを入れることが重要となります。

ただし、見出しは「記事のどこを読めば欲しい情報があるのか」を読者が瞬時に理解できるのが最重要なため、キーワードを過剰にいれすぎるのは逆効果です。

対検索エンジン視点は大切だけど、ユーザーが読みづらいほどキーワードを詰め込むのは逆効果だよ。あくまで自然な日本語で、「記事のどこを読めば欲しい情報があるのか」を意識したタイトルにしよう!

クオリティの高い記事タイトルの作り方

クオリティの高い見出しの作り方ですが、次の5つのポイントを押さえてください。

  1. キーワードを適度にいれる
  2. キーワードを無理に詰め込まない
  3. 見出しは25文字以内で作る
  4. 見出し2は結論 or 要約
  5. 見出し3は積極的に使う

見出しもタイトル同様、シンプルでわかりやすい言葉で作りましょう。

また、「見出し2(H2)」から順に使うなどの構造上のルールを守らないと、正しくインデックスされないのでご注意ください。

詳しくは「ブログの見出しの作り方!SEO効果の高い見出しをつくる5つのポイント」で紹介しています。

リード文の書き方

リード文とは、本文に入るまえの「このページにはこんな内容が書かれていますよ」と概略が書かれた文章です。導入文とも呼びます。

 ページタイトルのあと、目次や本文のまえに配置されるのが一般的です。

意外に軽視されがちなパーツですが、見出しと並んでもっとも重要なパーツなので、作成に時間をかけていいでしょう。

リード文の読者への影響

リード文は、読者を惹き込み、本文を読ませるために重要なパーツです。

タイトルをみて読者がクリックしても、リード文が見当違いであれば読者はすぐに記事を閉じてしまいます。

リード文は、本文を読み進めて「記事の滞在時間(セッション時間)」と「直帰率」に大きく影響するパーツといえます。

リード文の検索エンジンへの影響

リード文は、クローラーが記事のおおまかな内容を判断するためのパーツです。

なので、リード文には必ずキーワードを含ませ、リード文が記事全体の要約になっていることがクローラーにとって重要です。

クオリティの高いリード文の書き方

繰り返しになりますが、リード文は読者が記事を読み進めるかを判断する、記事において非常に重要なパーツです。

クオリティの高いリード文の作り方ですが、次の6つの要素をリード文に入れてください。

  1. 共感(読者が抱えていそうな悩み・課題・要望)
  2. 問題提起
  3. 権威性(実績)
  4. 記事の概要
  5. 読者が得られるメリット
  6. 最終的な結論

リード文で「最終的な結論」をいれることが大きなポイントです。

「結論を先に入れると読み進めてもらえないのでは?」と思う人もいるでしょうが、結論がわからないまま読み進める読者はほとんどいません。

リード文で読者が満足するなら「良い記事」と言えますし、もっと詳しく知りたい読者が内容を読み進めてくれるなら尚良しでしょう。

本文の書き方

タイトルや見出しが記事の柱であるのに対し、本文は記事の中身の部分です。

あくまで、見出しを詳しく解説するのが本文なので、正しく見出しが立てられれば、見当違いな文章にはならないでしょう。

本文の読者への影響

前述のとおり、本文は見出しを詳しく解説するためのパーツです。

見出しをみて気になる方が本文を読むので、見出しと一貫させることが重要です。

見出しとズレた内容を本文に書いてしまうと、読者のあたまにハテナが浮かび、不満につながります。

本文は、見出しに対する結論をシンプルに説明することがなにより重要です。

本文の検索エンジンへの影響

タイトルや見出しは、検索エンジンがキーワード判断をするために重要でしたが、記事の本文はクオリティ判断において重要な役割を担っています。

クオリティという表現だと非常にあいまいなので、次にポイントを示します。

クオリティの高い本文の書き方

結論をシンプルに説明する」ために、「PREP法」「SDS法」と呼ばれるライティングの型を使うのがおすすめです。

「PREP法」「SDS法」のどちらも、結論=要点を最初と最後に述べるのが特徴です。各見出しの中を「PREP法」「SDS法」で構成します。

  • PREP法:Point(結論) → Reason(理由) → Example(実例・具体例) → Point(結論)
  • SDS法:Summary(要点) → Details(詳細) → Summary(要点)

詳しくは「【コピペOK】プロも使うWebライティングのテンプレートを紹介!」で紹介していますが、最初と最後に結論をいれることで、結論が記憶に残りやすくなります。

もちろん、難しい表現を使わずに、シンプルな言葉を使うのも結論をシンプルに説明するうえでは重要になります。

赤字・マーカーなどのテキストデザインを使ったり、箇条書き、表などを使い、読みやすいデザインにするのも、読まれるブログにするための重要なポイントです。

まとめの書き方

まとめは、記事の最後にいれるパーツです。

前述のとおり、「PREP法」「SDS法」がライティングの型として相応しいと解説しましたが、それは見出しの中だけでなく記事全体にも同じことが言えます。

記事最後の結論の役割として、まとめを使います。

まとめの読者への影響

まとめは、記事の「目的」「要点・ポイント」を書くことで、最後に大事なポイントを印象付ける役割があります。

記事の目的と、ポイントを3つ程度並べると読みやすいまとめになるでしょう。

また、もう1つの目的として次のアクションを促すのもまとめの大きな役割です。

まとめまで読んでくれる読者は、記事の内容に満足している可能性が高いです。次に読んで欲しい記事や、メルマガ・公式LINE登録など、読者を誘導したい次アクションへ促しましょう。

まとめの検索エンジンへの影響

まとめは、リード文同様に、クローラーが記事のおおまかな内容を判断するためのパーツです。

なので、必ずキーワードを含ませ、記事全体の要約になっていることがクローラーにとって重要です。

また、まとめに貼る次のアクションへのリンクは後述する内部リンク・外部リンクを参考にしてください。

クオリティの高いまとめの作り方

まとめには、「目的」「要点・ポイント」「次へのアクション」を入れることが重要です。

クオリティの高いまとめの作り方ですが、次の6つの要素を入れてください。

  1. 1文目に、改めて記事の目的をいれる
  2. 2分目から、記事の要点・ポイントを箇条書きでいれる
  3. 最後に、アンカーリンク付きの次のアクションをいれる

画像の使い方

記事内の画像は、読者の目を停める、文章を補完するのが主な目的です。

画像を適切に使うと、記事の読みやすさが段違いにあがるので、適切な使い方を覚えましょう。

画像挿入による読者への影響

読者は文字だけのコンテンツを嫌がります。読むだけで疲れてしまいますよね。。

画像を適度にいれることで、視覚的にメッセージを伝えることができ、記憶にも残りやすくなります。百聞は一見に如かずというよううに、視覚的な情報はわかりやすく記憶に定着しやすいのです。

また、各見出しの下に画像をいれることで、流し読みしても見出しの切り替わるタイミングがわかりやすくなります。

画像挿入による検索エンジンへの影響

画像を記事に挿入することで、利便性(ユーザビリティ)が高くなるため、適切な画像挿入はSEO効果があります。

しかし、画像ファイルの解像度などのクオリティは、SEOに一切影響しません。どんなにガビガビの荒い画像だとしても、直接的には検索順位には影響しないということです。

ただし、荒い画像を使っていると、ブログ自体のクオリティが低くみえてしまうので、画像の解像度などにはある程度こだわりましょう。

また、検索エンジンは、記事の中に画像があることを理解できますが、画像の内容を理解することができません。そのため、代替テキスト(ALTタグ)に画像の名前を付けてあげることがSEO対策上も非常に重要です。

代替テキスト(ALTタグ)とは、画像に名前を付けるための設定です。画像が読み込めないときに代わりに表示されるため代替テキストと呼ばれています。WordPressの標準機能として設定できるようになっています。

クオリティの高い画像の使い方

画像は読者・検索エンジンにとって重要なパーツです。画像はただ単純に記事に貼るだけだと、逆効果になってしまう可能性があるので注意しましょう。

ポイントは次のとおりです。

  1. テキストと関連性の高い画像にする
  2. 代替テキストを設定する
  3. 画像の読み込み速度を早くする
  4. 画像の拡張子に気を付ける
  5. ファイル名に気を付ける
  6. モバイルフレンドリーな画像を使う

詳しくは「SEOに効果あり!画像の効果的な挿入方法を徹底解説!」で解説しているので、併せてご確認ください。

また、アイキャッチ画像については、画像編集をするといいでしょう。画像編集の仕方に関しては「【簡単】アイキャッチ画像の作り方!クオリティを上げる5大ポイントやツールも解説」の記事を参考にしてください。

記事に挿入する内部リンクと外部リンクは、記事をクオリティを上げるうえで重要なパーツです。

また、内部リンクと外部リンクには、発リンク被リンクがあります。

  • 発リンク:自分のWebサイトに貼った、自サイトのリンク(内部発リンク)と外部サイトのリンク(外部発リンク)
  • 被リンク:他のWebサイトから自分のサイトに向けて貼られた受動的なリンク

ここでは、記事に貼る「発リンク」について言及します。

発リンク(内部発リンク・外部発リンク)による読者への影響

発リンクは、内部発リンクと外部発リンクで、それぞれ別の効果があります。

内部発リンクは、関連する記事を繋ぐことで次に読んで欲しい、もしくは併せて読んで欲しい記事に読者を誘導するのが目的です。

読者が別の記事まで読んでくれると、「記事の滞在時間(セッション時間)」と「直帰率」が改善されるので、SEO効果が期待できます。

一方で、外部発リンクは、記事の信ぴょう性を高めるのに使います。

例えば、医療系であれば専門医、法律系であれば弁護士のような信ぴょう性のある人や団体が発信している内容を引用することで、自身のブログの信ぴょう性を高めるのが狙いです。

発リンク(内部発リンク・外部発リンク)による検索エンジンへの影響

発リンク・被リンクともに、検索エンジンへの影響はかなり大きいです。

内部発リンクは、別の記事同士をつなぐため、ブログで扱うジャンルへの専門性・網羅性を高めるために効果的です。

一方で、外部発リンクは、読者への影響同様に記事内容の信ぴょう性を高めるのに効果的です。

近年のSEOでは、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)が重視されていることもあり、リンクはE-A-T評価を高めるのに重要な役割があります。

詳しくは「SEOの原則とは?E-A-TとYMYLの正しい知識と対策方法を解説」をご確認ください。

クオリティの高い発リンク(内部発リンク・外部発リンク)の使い方

発リンクは、記事の中で少なくとも1回は使いましょう。特に内部発リンクが貼れないということは、扱っている記事のジャンルが広くなっていることを表します。

内部発リンクが貼れるように意識して、ブログ全体を構築していきましょう。

発リンクのポイントは次のとおりです。

  1. アンカーテキストにリンクを貼る
  2. 外部発リンクは「新しいタブで開く」設定をする
  3. 外部発リンクは、公共ドメインなど信頼性のあるドメインだけにする

アンカーテキストとは、リンクが設定されているテキストのことです。リンクを貼る際に「ココをクリック」などという曖昧な内部リンクではなく、記事の内容に合ったテキストにリンクを貼るようにしてください。

まとめ

本記事では、読まれるブログの書き方について解説しました。

読まれるブログは大前提として「読者の検索意図を汲んで、読者の悩みを解決する情報を届けること」が大切でしたが、そのうえでわかりやすく読者に伝えることも重要でした。

タイトルからはじまり、それぞれのパーツでポイントがあるので、次回の記事作成で参考にしてみてください。

慣れないうちは戸惑うこともありますが、今回紹介したポイントを押さえて記事が書ければ、今よりアクセスが増えるはずですよ!

是非、試してみてください。

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