- SEOに効果的な画像の使い方を知りたい!
- SEOに効果的な画像の設定方法を知りたい!
- コンテンツ(記事)に画像を貼る時の注意点を知りたい!
インターネット上のコンテンツ(記事)は、ずっと文章(文字)が続くと、読み手が疲れてしまい離脱の原因になります。
また、インターネット上のコンテンツ(記事)は本と違い読み飛ばされる傾向にあるので、
- 区切りに画像を入れることで「リズム」をつける
- 印象付けをし、記憶に残るようにする
など意図して画像を使い、コンテンツ(記事)を作り上げています。
そして、この画像は上手に使えばSEOの面でも活用することができます。
「人のため」だけでなく、「検索エンジン」のためにもなるように、画像を効果的に使いましょう!
この記事では、SEOに効果がある画像の貼り方を徹底解説します!
SEOに効果的な画像とは?
例えば、こんなコンテンツ(記事)があったとします。あなたはどう思いますか?


画像はコンテンツ(記事)の重要な要素の1つです。
読者に大きな印象を残します。
この例だとカレーの印象が残りますが、サイテーションやSEOに「カレー」は全く関係ありませんよね?
この例はとても大袈裟な例です。
でも同じように、「意味のない印象」を与える画像を選んでいるコンテンツ(記事)がとても多いのも事実です。
つまり「SEOに効果的な画像」とは、読者にとって意味のある画像、利便性を最優先して貼られている画像のことを指します。
Googleに評価してもらうには?


「読者にとって意味のある画像、利便性を最優先して貼られている画像」だったとしても、Googleは画像だけで画像の中身まで詳細に把握することはできません。
Googleにも評価してもらうために、いろいろ気を付けるべきことがあります。
- テキストと関連性の高い画像にする
- 代替テキストを設定する
- 画像の読み込み速度を早くする
- 画像の拡張子に気を付ける
- ファイル名に気を付ける
- モバイルフレンドリーな画像を使う
それではひとつひとつ解説していきます。
テキストと関連性の高い画像にする
コンテンツ(記事)において「画像」は、読者の理解を補助するものです。
文章(テキスト)と関連性の高い画像を使うことで、読者の理解をより深めることができます。
つまり、テキストと関連性の高い画像を使うことが大事です。
さきほどのカレーのように、関連性の全くない画像(関連性の低い画像)は、意味がありません。
Googleは、「Google 画像検索でのおすすめの方法」の中で、「可能な限り、関連するテキストの近くに画像を配置しましょう。適宜、最も重要な画像をページ上部に配置することを検討してください。」と解説しています。
つまり「テキストの近くに関連性の高い画像を貼りましょう」ということです。
これにより、読者が内容を理解しやすくなります。
alt属性(代替テキスト)を設定する
人間は目で見て何の画像かわかります。
しかし、さきほども書きましたが、Googleは画像だけで画像の中身まで詳細に把握できないのです。
Googleのクローラーに画像を理解させるために、alt属性(代替テキスト)を設定しましょう。
<img src=”image.jpg” alt=”画像の内容” />
をHTMLで入力することによって、alt属性の設定ができます。
例えば次のような画像を使うとした場合は、


<img src=”image.jpg” alt=”3人のエンジニアがオフィスで打合せをしている” />
このように、単語(打合せ)ではなく、その画像を文章で説明するように、日本語で詳細に書くとベストですね!
ちなみにWordPressの場合は、画像を貼る(メディアを追加)するときに、右側の入力欄に入力すればOK!


画像の読み込み速度を早くする


画像の読み込みが遅くてコンテンツ(記事)が表示されず、イライラした経験はありませんか?
読み込み速度は、ユーザーの利便性に直結します。
画像の読み込み速度が遅いと不満を感じ、読者が離脱してしまうのは簡単に想像できますよね。
WordPressであれば、画像の読み込みに関しても様々なプラグインが提供されています。
自分のコンテンツ(記事)を見てみて、「遅いかな?」と感じたら「Lazy Load」プラグインを入れてみてください。
また、読み込み速度を最大限まで上げたい人は、「AMP」という技術を使うのも一つの手です。
画像の拡張子に気を付ける


画像は、Googleサポートしている「標準の画像形式」といわれる画像形式を使いましょう。
標準の画像形式とは、下の5つの形式です。
- GIF
- PNG
- JPEG(JPG)
- BMP
- WebP
特に「GIF」「PNG」「JPEG(JPG)」はGoogleのガイドラインにて推奨されています。
そのため、なるべくこの3つの画像形式を用いるようにしましょう。
Googleがこれらの画像形式を推奨する理由は、これらのメジャーな画像形式を用いることによってブラウザが画像を認識し、きちんと表示できる確率が高まり、結果的にユーザーの利便性が高まるからです。
ファイル名に気を付ける


Googleはファイル名も画像の内容を判断するための材料としています。
そのため、画像のファイル名は必ず画像の内容が判断できるような名前にしておきましょう。
「IMG00025.JPG」のような英数字だけのファイル名では、Googleになにも伝わらないので気を付けましょう。
モバイルフレンドリーな画像にする
モバイルフレンドリーな画像にすることもSEOにおいて大切です。
Google は、モバイルフレンドリーなWebサイトの4つの基準を公開しています。
- 携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
- ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
- ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
- 目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること
この基準は、もちろん画像に対しても適用されます。
例えば、スマホやタブレットで見た時に、画像の横幅はスマホやタブレットの横幅に合っていますか?
はみ出していると横スクロールが発生し、見にくいコンテンツ(記事)となってしまいます。
コンテンツ(記事)を公開したら、必ずスマホ画面からの見た目も確認しましょう。
画像はどこから手に入れる?


実は、画像は無料で簡単に入手することができます。
Webサイトによっては、無料!商用化!クレジット表記なし!という、とてもありがたいWebサイトも存在します。
詳しくは、「無料で使える画像素材サイト10選を解説!」で解説しています!
まとめ
SEOを考えるにあたり、画像も重要な要素であることを解説してきました。
「人」にとって意味のある画像を使うことは当然ですが、その画像を「Google」にも認識してもらうために、
- テキストと関連性の高い画像にする
- 代替テキストを設定する
- 画像の読み込み速度を早くする
- 画像の拡張子に気を付ける
- ファイル名に気を付ける
- モバイルフレンドリーな画像を使う
これらの対策を実施する必要があります。
単なる画像と侮るなかれ!画像を上手に使うことで、Googleからの評価を上げることができます。
解説したコツを実践し、コンテンツ(記事)を成長させてください!