ブログの毎日更新は辞めるべき!その理由と最適な更新頻度について解説

こんな方に読んで欲しい!

  • ブログは毎日更新したほうがいいの?
  • ブログの更新頻度はSEOに影響するの?

ブログ初心者で、とりあえず毎日更新を目標にする方がいると思います。

しかし、結論からいえば毎日更新は辞めるべきです

なぜなら毎日更新は、初心者がブログで失敗する代表的なパターンだからです。

今回は、「ブログの毎日更新を辞めるべき理由」「適切な更新頻度」「更新頻度よりも大切な記事のクオリティを高める方法」について解説していきます。

結論からいえば、更新頻度は週2・3を推奨していますので、その理由をご確認ください。

筆者は、ジャンルの異なるブログを8つ運営しています。数年のブログ運営経験で得たうまくいった経験・失敗した経験をもとに解説していきます!

それでは、本編をどうぞ!

もくじ

結論. ブログの毎日更新は逆効果

SEO 更新頻度

冒頭でもお伝えしましたが、毎日更新をしたからといってブログは伸びません。

むしろその逆で、ブログにとって悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

その理由は、次の2点です。

ポイント

  • 記事のクオリティが下がるから
  • サイトの専門性が失われるから

それぞれについて解説していきます。

記事のクオリティが下がる

毎日更新を意識しすぎるあまり、記事のクオリティが二の次になっているブログをたまに見ます。

もちろん、更新頻度が高いとアクセスは集まりやすいです。

しかし、それよりも記事のクオリティが、SEOに与える影響の方がはるかに大切です。

Googleの「より良質のコンテンツをユーザーに」という記事の書き出しにも、次のように書かれています。

Google は、世界中の情報を整理するという 使命(英語) のもと、 検索品質評価ガイドライン(英語) に準拠した質の高いコンテンツをユーザーに届けたいと考えています。ユーザーの役に立つ質の高いコンテンツは、その大部分がプロとして情報提供するサイトによるコンテンツです。このようなサイト運営者様の成功を Google としても後押ししたいのです。

引用:より良質のコンテンツをユーザーに

この記事でも、Googleは質の高いコンテンツ(記事)を評価すると明言しています。

一方で、更新頻度については語られておらず、更新頻度はSEOに直接的には関係しないであろうというのが、SEOマーケッターの見解です。

つまり、毎日更新を意識しすぎて、クオリティの低い記事が量産されるのは、SEO上マイナスでしかありません。

サイトの専門性が失われる

毎日更新をすると、1ヶ月で30本、半年で180本ものネタを作らないといけません。

30本程度であれば、関連性の高い記事を作成できそうですが、だんだんネタ切れになってくると、サイト自体のテーマからかけ離れたコンテンツが増えてしまうリスクがあります。

サイトのテーマがブレたり広がってしまうと、サイトの専門性が失われてしまうので、SEO上マイナスになります。

SEOにおける専門性の大切さは「SEOの原則とは?E-A-TとYMYLの正しい知識と対策方法を解説」で解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。

毎日更新ではなく、週2・3更新が理想

ブログ 毎日更新

記事のクオリティを保ちながら更新を続けるなら、週2・3記事の更新が理想です。

週2・3記事であれば、サイトの更新が決して遅い訳ではありませんし、余裕をもって取り組めるでしょう。

週2・3が厳しければ週1でもOK

また、週2・3でも厳しければ週1更新でもいいでしょう。

更新頻度が高いと、読者の目に触れる機会がおおいため、ファンになってもらいやすいですが、それもクオリティが高いことが前提になります。

何よりも重要なのは、高いクオリティを保つというポイントなのを忘れないでください。

月1回は少なすぎる

記事のクオリティを上げるといっても、月1回更新は推奨できません。

検索順位には大きく影響しないと言われていますが、更新頻度があまりに遅いと読者が離れてしまいます。

前半に、更新頻度はSEOに直接的な影響はないと説明しましたが、更新頻度が高いとSNS等で繋がっている読者が、頻繁に訪問してくれるようになります。

この間接的なSEO効果を得るには、月1回更新では頻度が少なすぎるのです。

リライトも更新に含めてOK

記事の更新というと、新規記事の公開をイメージする方もいますが、リライトも含まれます。

特に記事の数が増えてくると、新規記事の作成よりもリライトをして記事のクオリティを上げる方がSEOにとってはプラスになります。

優先してリライトする記事を見つける方法は「【手順】修正する記事の見つけ方!PVが下がったときの対策を解説!」で解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。

毎日更新ではなく毎日作業

毎日更新はしなくてもいいですが、毎日作業は欠かさずに行いましょう。

毎日更新しなくてOKなのは、1記事にかける時間を長くすることが狙いです。

更新しない日も記事をつくり、下書き保存しておくといいでしょう。

毎日更新にもメリットはある

毎日更新 メリット

前述のとおり、クオリティの低い記事を量産することは逆効果ですが、それでも毎日更新には一定のメリットがあります。

ただし、ブログを伸ばすという点ではなく、実力をつける習慣化するという点におけるメリットです。

その点も踏まえて、具体的には次の3つのメリットがあります。

  • ライティングが速くなる
  • ライティングが上手くなる
  • 記事を書く習慣ができる

ブログ初心者のうちは、これらのメリットは大きな財産になるのは間違いありません。

ブログが伸びづらいことを頭に置いたうえで、場合によっては毎日更新するのもありでしょう。

ポイント

いろいろなサイトで「とりあえず100記事!」と書いてあるのを目にしますが、とりあえず100記事の目的は、実力をつけることと習慣化することです。

アクセスを集めることや、ブログを収益化することが目的ではないのでお間違えのないように。

クオリティが高いコンテンツとは?

ブログ 記事 更新頻度

最後に、結局のところクオリティの高いコンテンツ・良質な記事ってなんなの?という点について触れます。

今回はもっとも重要なポイントに絞っていますので、ご自身の記事を見返して足りない部分がないか確認してみましょう。

ポイント

  • 読者のニーズ(検索意図)を理解している
  • 結論が明確で1つに絞られている
  • 求めている情報にすばやくたどり着く
  • わかりやすい表現で書かれている
  • 情報の信頼性がある
  • サイト全体のテーマにあった内容である

それぞれについて解説します。

読者のニーズ(検索意図)を理解している

当たり前のことですが、読者のニーズを理解しなければ、読者が満足する記事にはなりません。

読者が解決したい悩みを十分に調べた上で、記事を書きましょう。

TwitterやYahoo!知恵袋を巡回したり、Google検索してみるのが、読者のニーズを知るのに便利だよ!

結論が明確で1つに絞られている

読者が知りたいのは、「結局なんなの?」という結論です。

結論が曖昧だったり、いくつも結論があると、読者の悩みは解決しません。

記事の本筋は、読者のニーズとそれに対する1つの明確な結論で構成されることを忘れないでください。

求めている答えにすばやくたどり着く

ユーザーは想像以上にせっかちです。

求めている答えになかなか辿り着かない記事は、すぐに閉じられてしまいます。

結論を先に書く、文章を長ったらしく書かないなどの工夫をして、すばやく理解できる構造にしましょう。

わかりやすい表現で書かれている

すばやく理解することにも関わりますが、難しい言い回しや漢字はNGです。

理想は中学生にもわかるような表現で書くことです。

そのため、わかりづらい表現は省き、図や表、箇条書きを使ったり、強調したいところは赤字にしたりと、視覚的にも分かりやすい構成にしましょう。

情報の信頼性がある

大学生が作成した膨大な量の法律レポートより、弁護士が作成したレポートの方が信ぴょう性がありますよね。

それと同じように、「この人の言うことなら信じられる」と、発信内容が信頼に値するかも近tンツのクオリティに関わります。

そのため、自身の得意ジャンルや知識・経験・資格のあるジャンルの方がクオリティが高いと判断されます。

サイト全体のテーマにあった内容である

サイト全体のテーマとコンテンツが一貫していることは、サイト全体のクオリティに影響します。

例えば、英会話をテーマとしたブログなのに、中国語のコンテンツをつくってしまうと一貫性がありませんよね。

サイトのテーマはできるだけ絞り込んで、それに合わせたコンテンツを作成しましょう。

まとめ. 毎日更新よりクオリティを大切に

今回は、ブログの毎日更新について解説してきました。

  • 更新頻度はSEOに影響しないので、クオリティに重きをおく
  • 更新頻度は週2・3回がおすすめ
  • 実力をつける・習慣化する目的なら毎日更新もOK

最後に解説したような点にこだわってクオリティの高い記事を作成してみてください。

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