ロングテールキーワードの調べ方を解説!ブログのSEO戦略に効果絶大

こんな方に読んで欲しい!
  • ロングテールキーワードの調べ方を教えて欲しい
  • ブログのアクセスが伸びずに悩んでいる

ロングテールキーワードは、ブログアフィリエイトの戦略としてもっとも効果が期待できる戦略です。

強力なライバルを避け、ニッチなキーワードを調べることで検索1位を増やしていく戦略です。

この記事では、ロングテールキーワード戦略のメリット・デメリットを解説したうえで、ロングテールキーワードの調べ方を解説しています。

結論として、ブログの収益化を目指すのであれば、月間検索数1,000件以下のロングテールキーワードを主軸にサイトを構築するといいでしょう。

それでは、本編をどうぞ!

もくじ

そもそもロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワード(ニッチキーワード)とは、2語~4語のキーワードを複合したキーワードです。

一方で、「SEO」「ブログ」のような1語で検索ボリュームの大きいキーワードを、ビッグキーワードと呼びます。

ビッグキーワードは、検索上位になれば多くのアクセスを見込めますが、競合の企業や有名ブロガーが大量の資金や時間を投入しているため、検索上位に上がる難易度は高いです。

そのため、ビッグキーワードと比較してアクセスが少ないロングテールキーワードで、且つ競合が弱いキーワードを選定することが、ブログ収益化のキーポイントです。

あくまで目安ですが、月間検索数1,000以下のキーワードを「ロングテールキーワード」と定義します。

ロングテールキーワードの例

  • ダイエット 朝食 ヨーグルト:検索ボリューム210
  • 口臭 原因 食べ物:検索ボリューム180
  • 猫 おもちゃ ボール:検索ボリューム590

検索ボリュームは、「aramakijake.jp」で調べたものです。関連語も調べられるので、ロングテールキーワードを調べるのにも便利です。

aramakijake

ロングテールキーワード戦略のメリット

検索ボリュームの大きいビックキーワードに対策することが効果が高いように思えますが、Webサイトを収益化するためにロングテールの対策には大きな効果があります。

  • 検索1位が狙える
  • コンバージョン率が高い
  • ビッグキーワードの上位表示に繋がる

検索1位が狙える

ロングテールキーワードは、ビッグキーワードと比較するとライバルが弱くなる可能性が大いにあります。

検索キーワードによっては、検索ボリュームが大きいにも関わらず、ライバルが弱いキーワードもあります。

ライバルが狙っていない穴場キーワードを見つけられれば、検索1位を狙うのは簡単です。

検索1位になると、モチベーションアップにも繋がるよね!

コンバージョン率が高い

ロングテールキーワードになるほど、検索意図が具体的になり、ユーザーの悩みが明確になります

そのため、読者の悩みに合わせたコンテンツが提供しやすいため、コンバージョン率(CVR)が高まる傾向にあります。

例えば、ビッグキーワードである「ダイエット」の検索意図を考えると、「運動で痩せたいか、食事で痩せたいのか」「気軽に始めたいのか、ジムに通うほど本気なのか」など読者の検索意図を絞り込めませんよね。

一方で、「ダイエット メニュー コンビニ」というロングテールキーワードでは、「コンビニに売っている商品でダイエットに効果があるものを探している」と検索意図が予想できます。

ロングテールキーワードはニーズが顕在化しているため、検索意図に合わせた商品やサービスを紹介しやすく、コンバージョンに繋がりやすくなります。

ビッグキーワードの上位表示に繋がる

ロングテールキーワードのコンテンツを大量につくることで、間接的にビッグキーワードでの上位表示が狙えます。

Googleはサイトの専門性を評価するため、同一カテゴリーで複数コンテンツを内部リンクで繋ぐことを評価します。

内部リンクで繋がった記事群がカテゴリーの評価を押し上げ、カテゴリーのキーワードで上位表示が狙える可能性があります。

また、カテゴリー評価を上げていくと、WEBサイト全体の評価にもつながります。

キーワードのカテゴリーを意識したディレクトリ構成を意識してWEBサイトを作っていくといいでしょう。

ロングテールキーワード戦略のデメリット

一方で、ロングテールキーワードにもデメリットが存在します。

とはいえ、個人ブログなどはデメリットを踏まえても、先ほどのメリットの恩恵が大きいためロングテールキーワード戦略は極めて効率的といえるでしょう。

  • 成果が出るまで時間がかかる
  • 収益コンテンツのアクセスも少ない

成果が出るまで時間がかかる

ロングテールキーワード戦略は、検索ボリュームの少ないキーワードを選定してコンテンツを大量に作っていく戦略です。

ビッグキーワードは、1コンテンツで月間1万アクセス以上が見込めますが、ロングテールキーワードは1コンテンツで数10、数100アクセスしか見込めません。

100アクセスのコンテンツも塵も積もれば山となり、100アクセス×100コンテンツで1万アクセスが狙えますね。

そのため短期的に成果が出るものではなく、成果が出るまでに時間がかかり、場合によっては数年かかります。

収益用コンテンツのアクセスも少ない

成果が出るまでに時間がかかるのと重複しますが、コンテンツの中には「収益コンテンツ」と「集客コンテンツ」が存在します。

収益コンテンツは、いわゆるアフィリエイトを掲載したコンテンツですが、良い案件ほどライバルも強力になりやすく上位表示が難しくなります。

そのため、ライバルの少ないキーワードを攻めると、アフィリエイトに直接つなげにくいキーワードになる場合もあります。

そのような集客コンテンツにもアクセスを集めることは非常に重要ですが、収益コンテンツに内部リンクで繋げていくことが収益をつくる鍵となります。

ロングテールキーワードを選ぶ事前準備

ロングテールキーワード 選ぶ基準

ロングテールキーワードを調べるために、事前準備としてWEBサイトのディレクトリ構成を整理します。

まずはWEBサイトのサイトテーマとなる「ビッグキーワード」を選定します。最終的に狙う大きなサイトテーマは、方向性として1つに絞ります。

その上で、ビッグキーワードを補う「ミドルキーワード」をカテゴリーに設定します。

そのようにディレクトリ構造を作ることで、サイト全体に統一感がでてサイト全体がSEOに強い構造になります。

例えば、サイトテーマが「ダイエット」だとするならば、カテゴリーに「ダイエット 食事」「ダイエット 運動」などを設定します。

ロングテールキーワード 選ぶ基準 実例

ロングテールキーワードの調べ方3選

ロングテールキーワードの調べ方は意外と難しくありません。

基本的にWEBサイトの「サイトテーマ」が決まっていれば、そこから掘り下げて探していくのが一般的です。

無料で使えるツールを使うだけでも、十分に調べることができますよ。

Google検索

ロングテールキーワードを調べる方法として、もっとも身近なのがGoogle検索です。

Googleで検索すると、サジェストキーワードと関連キーワードが表示されます。

サジェストキーワードや関連キーワードをGoogleが表示する目的は、ユーザーにとっての利便性を高め、Googleを使ってもらうことです。つまり、GoogleのAIが分析した「ユーザーの検索キーワードから推測される、興味があるであろうキーワード」が表示されます。

そのため、サジェストキーワードや関連キーワードを分析していくと、ユーザーニーズの高いロングテールキーワードが見つかる可能性があります。

Google検索 関連キーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワード」は、サジェストキーワードを簡単に調べられるツールで、ブログ運営に欠かせないツールです。

サイトテーマに関連するキーワードを調べると、サジェストキーワードが一覧で表示されます。

以下のようにSEOで調べると、965件のサジェストキーワードが表示されます。

ラッコキーワードの便利な使い方として、検索したサジェストキーワードを一括コピーして、キーワードプランナーで検索ボリュームを一括検索する方法があります。

記事のキーワードを選定する上でかなり役立つ方法なので、覚えておいて損はありません。

詳しくは「ブログのライバルチェックは「5ステップ」でOK!穴場キーワードの狙い方を徹底解説!」で解説しています。

共起語ツール

ロングテールキーワードは、共起語でずらす手段もあります。

共起語とは、キーワードと一緒に使われることの多い言葉を指しています。

共起語は、「共起語検索」や「ラッコキーワードの共起語検索」ツールで調べることができるため、ロングテールキーワードの選定に使ってみるといいでしょう。

共起語検索ツール

アクセスチェックとライバルチェックを必ず行う

ロングテールキーワードが決まったら、必ずアクセスチェックとライバルチェックをしましょう。

ロングテールキーワードには、比較的アクセスの多いキーワードや、全くアクセスの見込めないキーワードも混じっているので、候補のキーワードの月間アクセス数を「キーワードプランナー」や「aramakijake.jp」で計測してからコンテンツをつくります。

アクセス数がもっとも理想なのは500~1,000件で、許容範囲が100~10,000件です。

アクセス10,000件にも近づくと、ライバルもかなり強力になってくる可能性があるので、ライバルチェックの時間が無駄になってしまう可能性があります。

そのため、もっとアクセスの少ない500~1,000件の範囲から狙うのが身のためです。

ライバルチェックのやり方は「ブログのライバルチェックは「5ステップ」でOK!穴場キーワードの狙い方を徹底解説!」記事にまとめています。

まとめ

本記事は、ロングテールキーワード戦略のメリット・デメリットと、ロングテールキーワードの調べ方について解説しました。

ロングテールキーワード戦略は、個人ブログにおいて最も効果を発揮する戦略となるので、取り入れることをおすすめします。

これからロングテールキーワード戦略を始める方は、まずはディレクトリ構造を見直し、ビッグキーワードから関連性を持たせるサイト構成にしましょう。

その上で、Google検索、ラッコキーワード、共起語検索ツールなどを活用してロングテールキーワードを調べていくことをおすすめします。

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