こんな悩みはありませんか?
- webサイトのアクセス解析方法が分からない!
- webサイトのアクセス解析ツールのそれぞれの違いを知りたい!

見て欲しい理由はいろいろあります。趣味のブログで、同じ趣味の方と交流したいとか、アフィリエイトサイトで一儲けしたいとか、ご自身が作成されたアクセサリーをwebページで販売したいとか。
あなたはどんな理由で「見て欲しい!」と思っていますか?
- どのくらいの人が見てくれているか
- どうやってあなたのwebサイトにたどり着いたか
- どんな人たちが見てくれているのか
これを知ることで、よりたくさんの人に見てもらうための作戦を立てることができます。
この情報を知るためには、アクセス解析を行う必要があります。大丈夫、難しくはありません。
今回の記事では、WordPressのアクセス解析を行う3つのツール(サービス)を紹介します。概要と、それぞれどのようなシーンで使うかをまとめますので、参考にしてください。
今回紹介するツールは下記の3つです。
- JetPack
- Googleグーグルアナリティクス(Google Analytics)
- Googleサーチコンソール(Google Search Console)
最後まで読んでいただくことで、各ツールの特徴を知り、必要に応じて使い分けられるようになるはずです。
今回は、あなたが簡単にアクセス解析を行えるように、アクセス解析ツールの違いについて徹底解説します!
さらに詳しく!
今回は概要です。それぞれのより詳しい説明や設定方法は、この記事からリンクを張っておきます。
ここがポイント!
よくわからない!という方は、3つとも導入しておいてください。アクセス解析のためのデータを取っておけば、あとあと必要な時に解析すれば良いので、今はわからなくても大丈夫ですよ!
もくじ
1. 3つのツールで得られるデータ
この章では、今回紹介する3つのアクセス解析ツールそれぞれで得られるアクセス解析の情報について解説します。
- JetPack
- Googleグーグルアナリティクス(Google Analytics)
- Googleサーチコンソール(Google Search Console)
1-1. JetPack
JetPackはWordPress.orgが配信する公式プラグインです。アクセス解析以外にも30以上の豊富な機能があり、一部有料の機能もありますが、そのほとんどが無料!
WordPress.orgが配信する公式プラグインなので、WordPress本体の進化に合わせて更新されるので、安心して使うことができます。
アクセス解析に関しては、得られる情報は下記のとおりです。
- サイトが表示された回数(日、週、月ごと)
- サイトに訪れた人数(日、週、月ごと)
- 人気ページ(よく閲覧されているページの情報)
- ページの参照元(どうやってページにたどり着いたかの情報)
- 検索ワード(どのようなワードで検索されているかの情報)※
など
※SSL化により検索ワードはほとんど取得されなくなってしまったので、Googleサーチコンソールで確認してください。
詳細な分析には向きませんが、その分シンプル。
WordPressの管理画面でサイトのアクセス数を把握することができる、お手軽が良いですね!
1-2. Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。ページ単位で解析することが可能です。
Googleアナリティクスでわかる情報は下記のとおりです。
- サイトの表示回数
- サイトに訪れた人数
- ページの参照元
- ユーザーの属性
- サイト内でのユーザーの行動
- (目標設定した場合のみ)サイトの成果
など
このように、必要な情報はほぼ網羅しており、アクセス解析にはなくてはならない必須のツールだと言えます。
「サイトの表示回数」や「サイトに訪れている人数」などは任意の期間で調べることも可能で、さらにリアルタイムでの分析もできます。つまり、「今現在、何人のユーザーがどのページをみているのか」を把握できる機能があるということです。
1-3. Googleサーチコンソール
GoogleサーチコンソールはGoogleが提供している解析ツールです。検索エンジンから見たwebサイト自体の解析ができるサービスです。
Googleサーチコンソールでわかる情報は下記のとおりです。
- webサイトの改善案の提示
- サイトの被リンク数
- どのキーワードでどのくらいページが表示されているか
- サイトのインデックス登録
など
検索エンジンから見たwebサイトの解析を行うツールですので、Google検索に特化したアクセス解析が可能になります。
2. 3つのツールの概要とその特徴
前章ではそれぞれのアクセス解析ツールでできることをざっくりお話ししました。この章では3つのアクセス解析ツールの概要とそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。
2-1. JetPackについて
JetPackはWordPress上に導入するプラグインですが、アクセス解析の機能以外にも下記のような機能がついています。
- サイトの高速化
- SNSでの投稿の共有
- 関連投稿の表示機能
有料プランもあり、課金することによってサイトのバックアップを取ることができたり、スパム攻撃を検出する機能があります。
JetPackはWordPressサイトを運営する上で必要となりそうな機能を詰め込んでいる、オールマイティーなプラグインと言えます。プラグインとして導入するので、全ての設定がWordPressの管理画面上で済ませられることが魅力ですね。
今回のメインテーマである「アクセス解析」ですが、無料プランでも使うことができる機能です。シンプルな画面でアクセス解析情報を一目で確認することができるため、非常に便利です。
ただし、詳細な分析はできませんので、プラグイン「JetPack」は、
・簡易的なアクセス解析の機能が付いている
・全ての設定がWordPressの管理画面上で済ませられることができる
という認識でお使いいただくといいでしょう。
ここがポイント!
詳細なアクセス解析には向いていないですが、アクセス数など必要最低限の情報をカンタンに確認できるツールがJetPackです。スマホでも見やすいシンプルな画面で分かりやすい表示となっています。
2-2. Googleアナリティクスについて
詳細なアクセス解析が可能で、期間ごとのアクセス数を確認することができたり、見にきているユーザーの属性(性別や歳など)が分かったりします。
それらに加えて、
- サイト内でのユーザーの行動
- (目標設定した場合のみ)サイトの成果
などを知ることができます。
例えば、サイト内でのユーザーの行動を知ることで
- 離脱率の高いページを改善する
- サイトの構成を変えてより長く滞在してもらう
- 他のページにリンクを張り、移動させる
のような戦略を取ることが可能になります。ユーザーの行動を確認することで、サイトの見直しができます。
ここがポイント!
Googleアナリティクスでは詳細なアクセス分析が可能です。そのため、webサイトを運営するためには必須のツールです。ページごとの詳細なアクセス解析を施すことで修正すべき点を知ることができるようになります。
Googleアナリティクスについては、こちらの記事もご覧ください!
2-3. Googleサーチコンソールについて
webサイトを見に来てくれるユーザが、どうやってこのwebサインにたどり着いたか。そんな情報を取得することができます。
- 他サイトからのリンクを辿ってきた
- URLを入力して直接表示させてきた
- SNSに張られていたリンクからの流入
- 検索エンジンでキーワード検索し、上位に表示されたk
特にGoogleサーチコンソールは、検索エンジンでwebサイトがどのように評価されているかを解析することに特化しています。
とあるキーワードを狙って書いた場合、そのキーワードで検索されてきているのか、その他のキーワードでも流入が起こっていないかどうかなどを知ることができます。
作成したページについて、Googleの検索結果に表示されるように登録されることをインデックス化と言いますが、webページをインデックス化させるための申請もGoogleサーチコンソールで行うことが可能です。
つまり、他のアクセス分析ツールとは違い、運営者側からGoogleにアクセスできるツールでもあるのです。
ここがポイント!
Googleサーチコンソールは「webサイトが検索エンジンからどのような評価を受けているのか」を調べるための解析ツールです。アクセス解析をするだけでなく、インデックスの登録申請も行うことができます。
Googleサーチコンソールについては、こちらの記事もご覧ください!
3. まとめ
この記事ではアクセス解析を行うための3つのツールであるJetPack、Googleアナリティクス、Googleサーチコンソールの概要と特徴、それぞれで得られるアクセス解析の情報について解説しました。
では、どれを使えばよいのか?
結論は、全部です。
これらのアクセス解析系のツールは、導入しなければ情報が蓄積されません。
情報が蓄積されなければ、解析もできません。
今すぐに必要が無かったとしても、将来必要になるかもしれません。必要な時に、必要な解析を行い、必要な対策を取ることができるように、導入しておいてください!
次に読むおすすめ記事