こんな方に読んで欲しい!
- SEOとは何か知りたい
- Webライティングの仕方が知りたい
- SEOに強いWeb記事を作成したい
- Webライターとして、Webライティングに挑戦したい
「Webライティングで一番大事なこと」はなんだと思いますか?
- 面白い記事を書くこと?
- 文字数が多い記事を書くこと?
- 画像がたくさんある記事を書くこと?
- 専門用語を使って論文のように難しい記事を書くこと?
いろいろな意見があると思いますが、Webライティングで一番大事なことは「読む人に価値を提供すること」です。
もう少しかみ砕いて書けば「読む人の役に立つ記事を書くこと」ですね。
Webライティングは、常に「読まれる」ことを意識して、「読む人の役に立つ記事」を書くことが大事なのです。
読む人に「どうでもいいこと書いてるなぁ」と思われては、記事の存在価値はないと言っても過言ではありません。
さらに詳しく!
Googleは、「Googleが掲げる10の真実」で、ユーザーの利便性について以下のように言及しています。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
引用:「Googleが掲げる10の真実」
つまりユーザーに評価される記事は、Googleからも評価されるということです。
つまり、SEOの基本的な考え方は「ユーザーに評価されるかどうか」なのです。
この記事では、Webライティングの初心者向けに、SEOとはなにか、SEOを意識したWebライティングの方法について解説します!
1. WebライティングにおけるSEOの基本
そもそもユーザーは、どのようにして「あなたの書いた記事」にたどりつくのでしょうか?
- Google、Yahoo!などの検索エンジンのキーワード検索からたどり着く
- Twitter、InstagramなどのSNSから移動してくる
- 他のWebサイトにあるリンク(URL)から飛んでくる
- URLを直接入力する
- Web広告から飛んでくる
たどりつく方法としては、これらが考えられます。
あなたのWebサイトを作成し、Webライティングを始めてすぐの時期は、知名度もなくフォロワーも少ないため「SNSからの流入」「他のWebサイトにあるリンク(URL)から飛んでくる」は期待できません。
また、収益のない状態で「Web広告」を出すのは、財政面・気持ちの面から避けた方が良いでしょう。
Webライティングを始めた頃は「Google、Yahoo!などの検索エンジンのキーワード検索からたどり着く」をメインの戦略と考え、それが実現できるようにWebライティングをする必要があります。
ここがポイント!
ユーザーが興味のあることや、調べたいことを「検索キーワード」として検索し、記事にたどりつく流れのことを「自然流入」と言います。
一般の方がネットで検索する目的は、
- 悩み・困りごとを解決したい
- 知りたい
- 知識を身に着けたい
など、「〇〇したい!」という思いを満たすことです。
その思いを満たすことができる記事が、「読む人の役に立つ記事」なのです。
SEOを意識してWebライティングすることで、GoogleやYahoo!で検索結果の上位に表示されやすくなり、結果的にユーザーの目にも触れやすくなるというメリットがあります。
ここがポイント!
検索結果の最上位、つまり「一番上に表示される」ページは、ユーザーの約30%がクリックすると言われています。一番上に表示されているというだけで、10人のうち3人があなたのWebページを見に来てくれるのです。ちなみに検索結果の2位に表示されるWebページは、約15%と言われています。
それでは、実際にSEOを意識したWebライティングの方法を、具体的に解説します。
2. SEOを意識したWebライティングの5つのポイント
SEOは「これさえ行えばOK!」という正解はありませんが、意識することでSEO上有利になる方法を5つ、解説します。
- キーワード設定をする
- タイトルを工夫する
- 本文を充実させる
- 画像の代替テキスト(alt属性)を設定する
- カテゴリー・タグを設定する
1つずつ解説します。
2-1. キーワード設定をする
Webライティングにおいて、「キーワード設定が最も重要である」と言っても過言ではありません。
先ほど説明した通り、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからあなたのWeb記事にたどりつくまでの流れを考えれば容易に想像できます。
一般的なユーザーの行動の流れは、以下の通りです。
- ユーザーに悩みや知りたいことが生じる
- それらを解決するための情報が知りたいと思う
- 連想されるキーワードをGoogleやYahoo!などの検索エンジンに入力して検索する
- ユーザーが入力したキーワードをもとに、Webページ一覧が表示される
- 検索結果の一覧から、「解決してくれそうな記事」をクリックしてそのWebページを開く
多くの人が、この流れを無意識のうちにやっていることです。
インターネットが発達しているこの時代、「なにかわからないことがあれば検索すればいい」と考えるのは、普通ですよね。
そのためWebライティングの際は、今から書く文章が「どのような内容」で「どのような人が読みにくるか」ということを想定してキーワードを設定する必要があります。
設定したキーワードは、ユーザーに「不自然な記事だな」と思われないようにタイトルや記事本文に盛り込んでいくことで、SEOの効果を発揮します。
キーワードの決め方は、こちらの記事で解説していますので、詳しくはこちらを参照してください。
[blogcard url=”https://iblab.net/keyword/”]
2-2. タイトルを工夫する
タイトルは、ユーザーがその記事を読むかどうか決めるための大きな鍵となります。
検索結果の一覧ページで1番大きく表示されるのは、タイトルだからです。
どんなに記事の内容が良かったとしても、ユーザーに興味を持ってもらえないようなタイトルにしてしまっては読んでもらえません。
「せっかく価値がある記事なのに、誰も読みに来てくれない」というような状態を避けるためにも、タイトルにはキーワードに基づいた適切なものを設定する必要があります。
SEO上意識すべきタイトルの付け方は、主に以下の3点です。
- 30文字以内にする
- キーワードを盛り込む
- できるだけ数字を盛り込む
SEOを意識したタイトルの付け方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
[blogcard url=”https://iblab.net/article_title/”]
2-3. 本文を充実させる
Web記事のメインは本文であり、キーワード検索をして、タイトルに興味を持ってもらえたら、ユーザーは本文を読み始めます。
当たり前ですが、少し読んで「自分の必要とする情報ではなかった」「すでに知っている情報だった」と感じると、検索結果のページに戻ってしまうでしょう。これを「ブラウザバック」と言ったりします。
何度も言いますが、重要なのは「読む人の役に立つ記事」ですので、本文に妥協は許されません。
本文がわかりやすかったり、タメになったなとユーザーに思ってもらえたりすれば、関連する他の記事を読んでもらえる可能性があり、Webサイト内を循環し、ファンになってくれる可能性もあります。
本文を充実させるには、慣れが必要です。まずは自分の中でテンプレート化してみましょう。
書き方をテンプレート化し、毎回そのテンプレートをもとに書きつつ、テンプレートもアップデートしていきます。
Webライティングの方法の1つにPREP法というものがあります。
PREPとは
- Point
- Reason
- Example
- Point
の頭文字をとった言葉です。
Web記事の構成の仕方を順に表していて、「結論」→「その理由」→「実例」→「まとめ(要は結論の繰り返し)」となります。
これを意識してWebライティングを行うと、格段に読みやすいものとなります!
もちろん記事の書き方はPREP法だけではありません。大切なことは「ユーザーに伝えたいことを的確に伝えられるための方法」を自分なりに作っておくことです。
Web記事をテンプレート化する具体的な方法に関してはこちらの記事で解説してしますので、そちらもご覧ください。
[blogcard url=”https://iblab.net/article_template/”]
2-4. 画像の代替テキスト(alt属性)を設定する
画像の代替テキスト(alt属性)とは、記事内の画像が表示できなかった時に、画像の代わりに表示されるテキストのことです。
画像が表示されないままだとユーザーはなにに関する画像かもわからずに、ストレスを与えてしまうので、代替テキスト(alt属性)を設定しておきましょう。
また、検索エンジンは画像の内容(どのような画像か)を完璧に把握することが今のところできません。これを手助けする役割として代替テキストを設定しておくと検索エンジンに認識されるため、SEO上有利になります。
ここに注意!
画像の代替テキスト(alt属性)は、その画像の代わりとなるテキストです。過度な情報を盛り込まないように、10字程度で設定しましょう。
2-5. カテゴリー・タグを設定する
カテゴリーは、Webサイト内の記事をジャンル分けするものです。
例えば「食材の調理法」を知りたいユーザーがWebサイトを訪れた時に、「魚の調理法」「肉の調理法」などと分けられていたら情報収集しやすくなりますよね。
逆に記事の整理ができていなければ、そのWebサイトを読む気がなくなってすぐに立ち去ってしまうかもしれません。
ユーザーに役立つWebサイトを作ろうとするならばカテゴリー分けは必須です。カテゴリー分けすることで検索エンジンもWebサイトを正確に認識します。
そして、タグはそのWebページを表すキーワードだと思ってください。例えば、「魚の調理法」がカテゴリーだとするならば、具体的に「鯵」「焼き魚」とタグを付ければいいでしょう。
「焼き魚」のタグが付いた記事が複数あれば、「焼き魚」のタグを押すことで一覧表示することも可能です。
どうしたらユーザーがWebサイトを閲覧しやすいか考えて、カテゴリーやタグを設定しましょう。
カテゴリーやタグについては、こちらの記事で解説していますよ!
[blogcard url=”https://iblab.net/category_tag_seo/”]
3. まとめ
この記事では、Webライティング初心者に向けて「SEOとはなにか」や「SEOを意識した5つのポイント」について解説しました。
SEOとは、WebサイトやWeb記事が、検索エンジンで上位表示される為に行う工夫のことであり、これを行うことで多くのユーザーに見られるようになります。
具体的なSEOのポイントは以下の5つです。
- キーワード設定をする
- タイトルを工夫する
- 本文を充実させる
- 画像の代替テキスト(alt属性)を設定する
- カテゴリー・タグを設定する
まずはこの5つのポイントと、「読む人の役に立つ記事」を意識して記事を書いてみましょう。