こんな悩みはありませんか?
- SEOに効果的なキーワードの選び方を知りたい!
- サイトの質を上げたい!
- どのようなツールで、どのような手順で、キーワードを選べば良いのかを知りたい!
あなたが運営しているwebサイトには、どのようなことが書かれていますか?または、どのようなことを書く予定ですか?
雑記ブログのように何でも書く方もいれば、何かに特化したwebサイトを運営する方もいます。
どちらにせよ、誰かに見てもらうことが前提ですよね?
webサイトを運営する上で一番大切なのは「キーワード」です。記事ごとのキーワードはもちろんですが、それよりも「webサイトのキーワード」が大事。あなたのwebサイトにどんなことが書かれているか、端的に表す言葉です。
そしてそれは、「Googleなどで検索された時に、上位に表示させたい言葉」になるはずです。
この「webサイトのキーワード」をもとに、「記事のキーワード」を選んでいくことになりますが、検索で上位に表示させつつ、webサイトの質も上げる「キーワードの選び方・そのコツ」があります。
今回の記事では、「キーワード選定が重要な理由」「選定の流れ」「選定のポイント」を徹底解説します!
1. キーワード設定はwebサイト運営で一番大事
冒頭でもお伝えしましたが、キーワード設定はwebサイト運営で一番大事です。キーワード設定はwebサイト運営で一番大事なんです。大事なことなので2回言いました。
webサイトのキーワードが決まっていないと、webサイト自体の方向性が定まらず、自分自身でも「どの方向で運営していくべきなのか」がわからなくなることがあります。
ところで、ユーザーがあなたのwebサイトにたどり着くまでの流れには、大きく分けて4通りがあります。
- URLを直接入力する
- SNSのリンク
- 他のサイトからのリンク
- Googleなどでのキーワード検索
4つありますが、ほとんどのユーザーは「Googleなどでのキーワード検索」から、あなたのwebサイトにたどり着きます。つまり、「webサイトのキーワード」を意識して記事を書いていないと、検索で上位に表示されず、結果として誰も見てくれないwebサイトになってしまいます。
「webサイトのキーワード」、それを基に「記事のキーワード」を設定することで、記事を書く時に意識する言葉・方向性が自ずと見えてきます。
また、コンテンツ作成に行き詰まった時でも、キーワードを広げていけばいいので、自分自身の助けにもなります。
2. キーワード設定の流れ
webサイトのキーワードは「決めるもの」、記事ごとのキーワードは調査をして自ずと「決まるもの」です。後者は、ユーザーの需要に応じたキーワードを設定することで、ユーザーを満足させる内容となり、webサイトの質を上げることができます。
2-1. webサイトのジャンルにマッチするキーワードを見つける
まずは、あなたのwebサイトのジャンルに合ったキーワードを見つけましょう。webサイトのジャンルは、以下のように様々なものがあります。
- 趣味系
- ビジネス系
- 専門的なノウハウ系
- ライフハック系
- 食系
あなたが運営しているwebサイトは、どんなジャンルですか?
例えば、趣味のゴルフに関してのwebサイトであれば、メインのキーワードは「ゴルフ」となりますね。
食系で、野菜料理をメインに取り扱っているwebサイトならばメインのキーワードは「野菜」や「野菜料理」といったものになるでしょう。
難しく考える必要はありません。webサイトのキーワードは「決めるもの」です。
2-2. 決めた「webサイトのキーワード」から関連キーワードを洗い出す
webサイトのキーワードを決めたら、そのキーワードから派生する関連キーワードを洗い出しましょう。
関連キーワードは「決まるもの」です。自分で考えるのではなく、ツールを使うと非常に便利かつ効率的です。今回は、関連キーワード取得ツールを使ってみます。
最上部に「検索キーワード」と書かれた、キーワードを入力する欄があります。
キーワードを入力すると、そのキーワードに関連するキーワードを全て表示できます。今回は、試しに「ゴルフ」で検索してみます。
「検索キーワード」の欄に「ゴルフ」と入力したら右側の「取得開始」ボタンをクリックします。
「取得開始」をクリックすると、この画像のように、一単語、二単語、三単語…からなる関連キーワードが一括で表示されます。
「あいうえお順」で並んでいるので、非常に分かりやすいですね。
これらのキーワードを全てコピーするには、右側の「全キーワードリスト(重複除去)」で、全ての関連ワードをコピーできます。
これで関連キーワードを取得できました。
2-3. 需要のあるキーワードかどうかを選定する
関連キーワードを取得しましたが、全ての関連キーワードで記事を書くわけではありません。なぜなら、関連キーワードの中には、運営するwebサイトの方向性にマッチしないものやほとんど検索されないものも混ざっているからです。
webサイトの方向性にマッチしないキーワードとは、例えばゴルフのノウハウを紹介するWebサイトを運営しているのに「ゴルフ場 東京 おすすめ」のように、「ゴルフができる場所探し」のワードとして使われているものなどを指します。
もちろん選定はご自身の判断ですが、あなたが考えるwebサイトの方向性に沿った適切なキーワードを選定するようにしてください。
関連キーワードの中から需要のあるキーワードを抜き出していきましょう。需要のあるキーワードとは、一定数のユーザーに検索されているワードのことをいいます。この作業に関してもツールを使い、簡単に調査しましょう。
今回は、aramakijakeを使います。
赤枠で示している「キーワード」の欄に選定したキーワードを入力して、月間の検索回数を調査します。
いくつか例として入力してみます。まずは「ゴルフ 当たらない」です。
月間の推定される検索数は、Yahoo!JAPANで576、Googleで528であることが分かりました。
月間推定検索数の下にある表で、検索結果が1位のwebサイトはGoogleとYahoo!を合わせて「500弱(467)」のアクセス数を得られることを示しています。
次に「ゴルフ 出場資格」です。
「ゴルフ 出場資格」はほとんど検索されていないため、「データが見つかりませんでした」と表示されます。これはすなわち需要がないキーワードと言えます。確かに、検索の意図が分かりませんよね。
3. キーワード選定のポイント
最後に、キーワード選定のポイントを3つご紹介します。
- 月間検索数は高すぎず低すぎず
- 「データが見つかりませんでした」のキーワードは狙わない
- 検索意図がわからないキーワードでは記事をかかない
これらを守るだけでもキーワード選定はうまくいきます。
1つ目について、最初のうちは月間検索回数が20〜500程度のキーワードを狙うことをおすすめします。

と思われるかもしれませんが、月間検索回数が高いキーワードほど競合サイトが多い(そのワードで狙おうとしている人が多い)ため、その中で上位表示させるのは至難の技です。
もちろん上位表示されることが前提ならば、検索数が多いワードでライティングした方がいいのですが、作り立てのサイトは検索エンジンによるサイト評価が低いので上位表示されることはほとんどありません。
そのため、検索数が少ないキーワードを狙うことで競合サイトを避けることができます。いわゆる「ブルーオーシャン探し」と呼ばれるものです。
ここがポイント!
検索数がやや少ないキーワードのことをロングテールキーワードといいます。
ロングテールキーワードは、中長期的な目線でアクセスが期待できるワードです。爆発力はありませんが確実にサイトのPV数をあげてくれるキーワードです。
逆に検索数が極端に少ないものは「需要のないキーワード」なので、選定するのはやめておいた方がいいです。当然、ユーザーに検索されないため、記事を作成しても意味を持ちません。
これらのポイントを意識して、キーワードを選定しましょう。
4. まとめ
webサイトの質を上げる「キーワード選定」について解説しました。キーワードは、調査を重ねた上で自ずと決まるものです。
闇雲に記事を書いても、それほど需要がないものになってしまう可能性があります。適切なキーワード選定方法を用いることで、ユーザーの需要に合った内容の記事が書けます。ツールを使いながら、ぜひキーワード選定をしてみてください!