こんな方に読んでほしい!
- Googleなどの検索エンジンに、記事を書いたことを早く知らせたい!
- つまり、早くインデックスさせたい!
- スクレイピング対策をしたい!
あなたがWordPressでWebサイトを作成し、収益化を目指すのであれば、SEO(検索エンジン最適化)を行う必要があります。
さらに詳しく!
SEOについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
[blogcard url=”https://iblab.net/about-seo-google/”]
Web上には、たくさんのWebサイトがあります。つまり競合がたくさんあるわけです。
その中で収益をあげるWebサイトを目指すのであれば、「良い記事を書く」だけではなく、SEOの面で戦略的に対策を取る必要があるのです。
その対策の一つが、「新しい記事を、Googleなどの検索エンジンに素早く通知すること。」
Googleの検索エンジンは、あなたの新しい記事を認識(インデックス)し、評価し、初めて検索結果に表示させます。
今回は、Googleなどの検索エンジンにインデックスしてもらうための「WebSub/PubSubHubbub」プラグインを徹底解説します!
1. 「 WebSub/PubSubHubbub 」の導入方法
WebSub/PubSubHubbub は、「ウェブサブ/パブサブハブバブ」と読みます。
このプラグインを導入しなくても、Googleなどの検索エンジンにいつかはインデックス(認識)されます。ただ、重要なのは「すぐにインデックスされること」なのです。
素早くインデックスされれば、それだけ早く検索結果に表示される可能性が高まります。
WordPressでWebサイトを構築したら、SEOの観点からも必ず入れたいプラグインの1つです。
WordPressの管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。
出てきた検索窓に「WebSub/PubSubHubbub」を入力してください。
WebSub/PubSubHubbubのプラグインが出てくるので「今すぐインストール」ボタンをクリック。
少し待つとインストールが完了し、「今すぐインストール」部分が「有効化」に変わります。「有効化」をクリックしてください。
これまでにインストールされたプラグインが一覧で表示されるので、そこに「WebSub/PubSubHubbub」が入っていれば、インストール完了です。
2. 「 WebSub/PubSubHubbub 」の使い方
2-1. 「 WebSub/PubSubHubbub 」の設定方法
プラグインが有効化できたら、プラグインの設定を行うのが通常のながれですが、
実は、WebSub/PubSubHubbubは、基本的には設定をする必要はありません!
インストールするだけで必要な設定もできているのです。特に初心者の方には、とても便利ですよね。
ということで、確認だけしておきましょう。
管理画面の「設定」から「WebSub/PubSubHubbub」をクリックすると、このような画面が出てきます。
設定できるのは「Hubs (one per line)」だけです。
デフォルトでは
- https://pubsubhubbub.appspot.com (Googleのハブ)
- https://pubsubhubbub.superfeedr.com (Superfeedrのハブ)
が入っています。
さらに詳しく!
もし追加したいハブがあれば、2つのURLの下に改行して入力してください。
カンマで区切って次のURLを書くと反映されません。改行です。
2-2. WordPress側の推奨設定
「WebSub/PubSubHubbub」を導入したら、WordPressのフィードの表示設定を変更しておくことをおすすめします。
管理画面の「設定」から「表示設定」をクリックした画面で、「フィードの各投稿に含める内容」を「抜粋のみを表示」に変更してください。
この設定が表しているのは、フィード機能を使っている読者に対して有効な対策です。
フィード機能とは?
新しい記事を公開した時に、自動で登録者に通知してくれる機能のことです。
「全文を表示」のままにしておくと、新規記事の通知を本文すべてで通知してしまうため、それだけで記事を読めてしまいます。
すぐに読めるという点では良いことですが、運営している側としてはWebサイトを訪問してもらい、あわよくば他の記事も見て欲しいほしいですよね!
「抜粋のみを表示」を設定することで、一部だけの通知がいき、その記事を読みたいと思えばサイトに訪問してくれます。
3. 「 WebSub/PubSubHubbub 」を導入するメリット
WebSub/PubSubHubbubプラグインを導入するメリットとしては、
- 検索結果に素早く表示されること
- コピーコンテンツから自分の記事を守れること
の2つがあります。
特にトレンド記事を書いているブログでは、同じような記事が一気に出てきます。
たとえ、あなたがオリジナルで記事を書いて先に公開していたとしても、Googleに認識してもらうのが後になると、あなたの記事がコピーコンテンツだとみなされてしまう可能性が高くなります。
意図的にスクレイピング(不正に記事をコピーすること)する人はいます。
コピーした記事が先にGoogleに認識されてしまうと、あなたの記事がコピーとして扱われてしまうのです。
さまざまな不正が行われていることもあり、Googleなどの検索エンジンは当然、コピーコンテンツのことを良しとしません。
そのため、同じような内容の記事があった場合は、先にインデックス(認識)されたページをオリジナルとみなし、それ以外はコピーだとみなしてしまうのです。
そんな記事を書いているサイトだとGoogleからの評価も下がってしまいます。
さらに詳しく!
SNSが発達し、そこで新着記事を知らせる人がいますが、不特定多数の人に更新を伝えられるメリットもあり、それが元で記事をコピーされるリスクもあります。
「 WebSub/PubSubHubbub 」を導入し、インデックスを素早く行うことで防げる問題ですが、「こういうことも起こりうる」と認識し、対策を取ることが必要です。
4、まとめ
Webサイトを運営し、収益化を目指すのであれば、良い記事を書くことはもちろんですが、SEOや不正対策も常に考えておかなければなりません。
自分の身は自分で守る。そうしないと、不正していなくても不正した扱いになってしまうことがあるからです。
「 WebSub/PubSubHubbub 」を導入すれば、記事を読者に見てもらいやすくするだけではなく、不正対策にも効果があることがわかってもらえたと思います。
記事を書いてただ公開するよりも、公開後に素早くインデックスしてもらえるのは、大きなメリットです。
「 WebSub/PubSubHubbub 」を導入するデメリットはほぼありませんので、WordPressでWebサイトを構築したら、必ずインストールしておきましょう!