こんな方に読んで欲しい!
- 「SEO」という言葉の意味を知りたい!
- Webサイトの運営で、学ぶべきことを知りたい!
- SEOの概要を知りたい!
- SEOの学習方法を知りたい!
SEOとは、Search Engine Optimization の頭文字を取った略称です。「検索エンジン最適化」と訳されることが多いですね。
SEO(検索エンジン最適化)とは?
Googleなどの検索サイトで検索した時に、対象のWebサイトが上位に表示されるように構成などを調整することを指します。上位に表示されるとたくさんの人に見てもらうことができ、例えばECサイト(ショッピングサイト)であれば、売り上げの向上が見込めます。
今回の記事では、Webサイトを運営するあなたが知っておくべき「SEO」を徹底解説します!
もくじ
1. SEO(検索エンジン最適化)の必要性
1-1. SEOは、ほぼGoogle検索エンジンへの対応
日本において、検索エンジンは Google がトップシェアです。
つまり、インターネットを検索する際に使っているのは「Googleの検索エンジンが1番多い」ということです。
実は、Yahoo!の検索エンジンもGoogleのアルゴリズムを採用していて、そのシェアは合わせて約92%もあります!
アルゴリズムとは?
GoogleやYahoo!、Bingなどの検索サイトで検索した時に、どのような順番でWebサイトを表示するのかを決める「ルール」です。GoogleやBingなど、それぞれがアルゴリズム(=ルール)を決めていてWebサイトを順位付け(点数化)し、その順で表示しているわけです。
検索エンジンは、Googleの他にも、Bing(Microsoft)、Baidu(中国最大手)、Yandex(ロシア最大手)、Naver(韓国最大手)、Ecosia(ドイツ最大手)など、Googleだけではありません。
そもそも「SEO(検索エンジン最適化)」という言葉は、Googleの検索エンジンだけを対象とした言葉ではないのです。
ただ、さきほども書いたように、日本においては「Google」と「Yahoo!(Googleのアルゴリズム採用)」のシェアが92%もあります。
100人いたら、92人がGoogle(もしくはYahoo!)を使っているということになるのです。
そのため特に日本においては、SEO=Google検索エンジンへの対応 と考えて間違いありません。
1-2. なぜSEOを行うのか?
あなたがWebサイトを作る目的はなんでしょうか?
「個人的な日記を公開しているだけで、見られなくても良いよ!」
ということであれば、SEOは必要ありません。何も気にせず、書きたいことをただ書けば、それでOKです!
しかし、わざわざWebサイトを公開しているということは、
- アドセンスやアフィリエイトで収益化したい
- これまで得た経験や知識を、必要な誰かに届けたい
- 有名になりたい
など、何かしら「見てもらいたい」という気持ちがあるはずです。
SEOは、より多くの人に見てもらう(=Webサイトを作った目的)を達成するための手段です。
SEOを行わないと、得られるはずの利益が無くなる可能性があります。
つまり、Webサイトを運営するあなたにとって「学んで実践する必要のあること」なのです。
1-3. SEOは、自ら学び、自ら行うもの
Webサイトを公開したばかりのあなたは、基本的にSEOは自分で理解し、自分で行うべきものです。
もちろん専門の業者にSEOを依頼することもできます。
できますが、デメリットの方が大きいです。
- (ピンキリだが)ある程度の費用がかかる
- Webサイトの収益化ができていない状態で費用を支払うのは、財政的にも精神的にもつらい
- 検索サイト側のアップデートやアルゴリズムの変更などで、順位表示が左右される
→再度、依頼すると追加で費用が必要となる - 専門業者とは言え、短時間では効果が出ない(支払った費用の回収が遅い)
- 自分が知らないと、指示も出せないし、業者が手を抜いていないか確認もできない
さきほども書きましたが、SEOはより多くの人に見てもらう(=Webサイトを作った目的)を達成するための手段です。
あなたが「SEOを理解し、かつWebサイトが十分な利益を出している」のであれば、業者に依頼しても良いです。
でも、そうでなければ、まず「自ら学び、自ら行う」を実践しましょう。
Webサイトを使って何かをする際、それがどんなジャンルであろうと通用する知識・技術です。知っていて損はありません。
2. SEO(検索エンジン最適化)は、どうやって学べば良いのか
インターネット上には、有料・無料の
- さまざまなツール
- さまざまなシステム
- 正しそうな手法
- 怪しそうな手法
- 学習用のWebサイト
- 学習用の動画
など、本当にたくさんの「SEO」に関する情報が存在します。
でも、SEOを知らないとそれらをどう使えばよいのか、正しいのか間違いなのか、わかりませんよね?
まずはSEOを学びましょう。
2-1. インターネットビジネスラボ(当サイト)で学ぶ
インターネットビジネスラボでは、SEOに関するたくさんの記事を公開しています。
ライターの中にはSEOの専門家もおり、1つ1つの記事はおよそ4分から5分で読める文字数で、読みやすい言葉を選び、専門用語の解説も入れています。
気になる記事から読んで学んでください。
インターネットビジネスラボ SEO(検索エンジン最適化)カテゴリはこちら
2-2. 動画で学ぶ
2-2-1. Udemy(ユーデミー)
Udemyは、100,000以上の講座が準備されている、オンラインの学習プラットフォームです。学生や社会人を対象としており、教えたい人が講座を開き、学びたい人が学べるサイトです。
もちろんSEOに関する学習用の動画もたくさんあります。有料ではありますが、3.5時間でSEOが学べるのであれば、時間効率はとてもよく、損はありません。
2-2-2. YouTube(ユーチューブ)
言わずと知れたYouTube(ユーチューブ)です。無料で見ることができ、本当にたくさんの方が投稿しています。
「SEO」で検索すると大量に動画が表示されますが、大事なのは「どの動画で学ぶか」という点です。
正直に書くと、古い情報や間違った情報を元に解説している人も多くいます。見極めが肝心です。
筆者のおすすめは、結果を出しているブロガーさんの解説している以下の2つの動画です。
- SEO対策の動画講義【SEO歴6年のノウハウを完全公開】
- 【2020年版ブログSEO対策】SEOとは何か?初心者にもわかりやすく解説【ワードプレス】
3. SEO(検索エンジン最適化)の基本方針
日本においてはGoogle検索エンジンのシェアが約90%ありましたね。
つまり「SEO=Google検索エンジンへの対応」なんです。
ということは、Googleが重視しているポイントを押さえ、それに対応すれば良いということになります。
Googleは「Google が掲げる 10 の事実」を公開しています。
SEOについて書かれたものではありませんが、Googleの基本的な考え方、Googleが重視しているポイントをうかがい知ることができます。
Googleが検索結果として、なぜそのサイトを1位に表示させたのか。Googleから見て、何が優れていたのか。
その理由を知ると、SEOとして行うべきこおとが見えてきます。
Google が掲げる 10 の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
1つ目がとても印象的ですね。
「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」
つまり、ユーザーファースト。Googleの基本的な考え方は、この一文に集約されています。
Webページの内容はもちろん、読みやすい・見やすいなどのデザイン面、表示速度、他サイトからのリンクなど、総合的にみて「ユーザーにとって価値がある」Webページが上位に表示されます。
そう思う気持ちは、わからなくはありません。
しかし、あなたのWebページが良いかどうかを判断しているのは、Googleのアルゴリズムであって、Googleの人ではありません。
つまり、
- ユーザー(人間)が満足する(価値のある)Webページ
かつ
- Googleのアルゴリズムが「良い」と判断するWebページ
を作る必要があるのです。
4. まとめ
SEOはすぐに結果がでるものではありません。
チート(いかさま)で一時的に順位を上げても、Googleからペナルティを与えられるのは目に見えています。
SEOを理解し、Googleを理解し、それに合わせ、ユーザーファーストのWebページを作成する。
これの繰り返しが、あなたのWebサイト全体の評価を高める唯一の方法です。
具体的な手法は、それぞれの記事で解説していきますね!