こんな方に読んでほしい!
- どのワードプレス(WordPress)プラグインを使えばいいかわからない
- ワードプレスプラグインを入れすぎたから整理したい
ワードプレスをはじめて使う人は、どのプラグインをインストールすべきかわからないですよね。
ネットで調べても色んな情報があって、正直どれがおすすめかわからないのが本音ではないでしょうか。
おすすめのプラグインを、とりあえずインストールすれば良さそうですが、プラグインを入れすぎのはリスクしかありません。
そこで今回は、本当に必要なプラグインだけに絞って紹介していきます。
ワードプレスをはじめたばかりの方は、是非参考にしてくださいね!
それでは、本編をどうぞ!
ワードプレスプラグインとは
ワードプレス(WordPress)のプラグインを簡単に説明すると、ワードプレスの機能を増やすためのプログラムです。
プラグインは数万の種類があり、その中から作りたいサイトに合わせて、自分仕様にカスタマイズできます。
それでは、プラグインの機能を一部紹介します。
- お問い合わせフォームなどの「便利機能の追加」
- スパム対策やバックアップなどの「セキュリティ向上」
- 画像圧縮などの「サイトの高速化」
- テキストデザインなどの「サイトデザインの拡張」
- アクセス解析などの「サイト分析」
このようにプラグインを使うことで、自分らしいサイトを作ることができます。
プラグインを使う前の注意事項
前述の通り、プラグインは使うと便利な反面、5つの注意点があるので先に紹介します。
- プラグインを必要以上に入れない
- プラグインのインストール数と最終更新日を確認する
- 使用しているテーマと相性が悪いプラグインもある
- カスタマイズする前にバックアップしておく
- プラグインを定期的にアップデートする
プラグインを適当に使ってしまうと、サイトに悪影響を与えたり、最悪サイトが壊れてしまう可能性もあるので注意して使いましょう。
それぞれの項目について解説していきます。
プラグインを必要以上に入れない
プラグインを入れすぎると、サイトが遅くなったり、プラグイン同士で不具合を起こしたりとリスクが増えてしまいます。
使用するワードプレステーマによって異なりますが、20個もプラグインを使っていたらかなり多いです。
プラグインの最終更新日とインストール数を確認する
プラグインはインストール画面で「有効インストール数」と「最終更新日」を確認することができます。
下の2つのプラグインを見比べてみましょう。
左のプラグインは、有効インストール数が5百万以上で最終更新が1ヶ月前なのに対し、右のプラグインは有効インストール数が10未満、最終更新も2年前とかなりの差があります。
右のプラグインのような有効インストールが少なく、数年前から更新されていないプラグインは不具合を起こす可能性があります。
良さそうなプラグインでも、インストールする前に必ずチェックしましょう。
使用しているテーマと相性が悪いプラグインもある
おすすめのプラグインであっても、使用しているワードプレステーマと相性が悪いことがあります。
たとえば、インターネットビジネスラボが使っているAFFINGERでは、サイトを高速化する「Autoptimize」プラグインとの不具合が頻繁に発生します。
相性をチェックする場合は、テーマの公式サイトをみるか、テーマ名とプラグイン名で検索してみると情報が得られるでしょう。
カスタマイズする前にバックアップしておく
プラグインによっては、CSSをカスタマイズしたり、全画像を圧縮したりと不具合が起きる可能性があるものがあります。
そういったサイト全体に関わるカスタマイズを行う前には、必ずバックアップをとっておきましょう。
プラグインを定期的にアップデートする
プラグインは定期的にアップデートを行いましょう。
ワードプレスやテーマをアップデートによりプラグインとの互換性がなくなったり、しばらく更新しないとセキュリティが脆弱になります。
アップデートは簡単で、ワードプレスの管理画面「インストール済みプラグイン」で、次の画像のようなお知らせが出ていたら更新ボタンを押すだけです。
プラグインのインストール方法
プラグインのインストール方法を解説します。インストールはワードプレスの管理画面から行えます。
まず、①WordPress管理画面の「 プラグイン > 新規追加」をクリックします。
続いて、②「プラグインを追加」ページが表示されたら、キーワード欄に「 Google XML Sitemaps 」と入力します。
「 Google XML Sitemaps 」プラグインが表示されたら、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが終わると「有効化」ボタンが表示されますので、クリックして有効化します。
これだけでプラグインのインストールは完了です。
絶対に入れるべきワードプレスプラグイン6選
それでは、絶対にいれるべきプラグインを6つ紹介します。
ここで紹介するプラグインは、何も考えず入れておいて損はありません。
- Akismet Spam Protection(スパム対策)
- SiteGuard WP Plugin(セキュリティ)
- Google XML Sitemaps(サイトマップの送信)
- TinyPNG(画像の自動圧縮)
- Contact Form 7(お問い合わせページの作成)
- UpdraftPlus(ブログのバックアップ)
今回紹介するプラグインだけでも、十分にいいサイトが作れますよ。
Akismet Spam Protection(スパム対策)
「Akismet Spam Protection」は、サイトへのスパムコメントを自動で専用フォルダに振り分けてくれるプラグインです。
サイトへのアクセスが増えてくると、コメントや問い合わせフォームへのスパムコメントが増えてきます。
コメント通知を確認するのも鬱陶しいですし、手動で削除するのは手間がかかりますよね。
「Akismet Spam Protection」を使えば、スパムコメントとそれ以外を瞬時に見分けることができるので非常に便利ですよ。
[blogcard url=”https://iblab.net/akismet/”]
SiteGuard WP Plugin(セキュリティ)
「SiteGuard WP Plugin」は、ワードプレス管理ページへの不正アクセスを防ぐセキュリティプラグインです。
ワードプレス管理ページに不正アクセスされてしまうと、サイトの改ざんや個人情報の不正取得などの被害にみまわれる可能性があります。
SiteGuard WP Pluginを使えば、ワードプレスの管理画面とログイン画面を簡単に保護することができ、簡単にセキュリティ対策ができます。
また、国内産のプラグインのため日本語対応している点も、おすすめできるポイントです。
Google XML Sitemaps(サイトマップ送信)
「Google XML Sitemaps」は、XMLサイトマップを自動的に生成するプラグインです。
XMLサイトマップとは、Googleの検索エンジンにサイトの構造や新着記事の作成をお知らせするためのものです。
XLMサイトマップを生成しないと、いつまで経ってもブログの存在をGoogleが気付かず検索エンジンにも表示されません。
つまりXLMサイトマップとは、検索エンジンにサイト構造を正しく伝えるためのファイルで、ワードプレスの内部SEO対策で極めて重要な要素となります。
[blogcard url=”https://iblab.net/google_xml_sitemaps/”]
TinyPNG(画像の自動圧縮)
「TinyPNG(旧、Compress JPEG & PNG)」は、ワードプレスにアップロードした画像を、画質を保ったまま自動的に圧縮してくれるプラグインです。
画像が重いと、ページの表示までに時間がかかり、離脱するユーザーが増えてしまいます。
画像が沢山あると見やすくなりますが、画像がなかなかユーザーにストレスがかかります。
1枚1枚手作業で圧縮していくのは骨が折れる作業なので、TinyPNGで自動的に圧縮するといいでしょう。
[blogcard url=”https://iblab.net/compress_jpeg_and_png_images/”]
Contact Form7(お申込みフォームの作成)
「Contact Form7」は、お問い合わせフォームを簡単に作成するプラグインです。
WordPressにお問い合わせフォームを追加する方法はいくつかありますが、Contact Form7はプログラミングの知識がなくても使いやすいのでおすすめです。
お問い合わせフォームは、Googleアドセンスの審査にも必要となるので、つくっておくといいでしょう。
[blogcard url=”https://iblab.net/cf7-inquiry/”]
UpdraftPlus(ブログのバックアップ)
「UpdraftPlus」は、ワードプレスのデータをバックアップ、復元してくれるプラグインです。
バックアップスケジュールを設定しておくことで、ワードプレスファイルやデータベースを定期的に自動バックアップしてくれます。
また、ワードプレスやテーマのアップデート、TinyPNGで画像を圧縮する前など、重要なタイミングで手動アップデートも行えます。
[blogcard url=”https://iblab.net/updraftplus/”]
あると便利なワードプレスプラグイン5選
ここから紹介するプラグインは、必須ではありませんが追加すると便利なプラグインです。
紹介するプラグインを全て入れても、そんなに重くならないので全部入れるのもおすすめですよ!
- Advanced Editor Tools(デザイン拡張)
- SEO SIMPLE PACK(SEO対策)
- Broken Link Checker(リンク切れ対策)
- WP Revisions Control(サイト高速化)
- Flamingo(お問い合わせフォーム拡張)
Advanced Editor Tools(デザイン拡張)
「Advanced Editor Tools((旧、TinyMCE Advanced))」は、ワードプレスの投稿に使えるデザインを増やすプラグインです。
テーマによってはもとからデザインが豊富なため不要ですが、Advanced Editor Toolsを使うといろんなデザインが使えますよ。
SEO SIMPLE PACK(SEO対策)
「SEO SIMPLE PACK」は、シンプルで使いやすいSEO対策用のプラグインです。
SEO系のプラグインとして有名な「All in One SEO pack」は機能が多くて優秀ですが、最近はワードプレステーマの機能が充実しているため、機能が多すぎて重くなってしまいます。
SEO SIMPLE PACKは必要最低限の機能に絞ったSEO対策ツールのため、機能は十分でサイトもそんなに重くなりません。
Broken Link Checker(リンク切れ対策)
「Broken Link Checker」は、記事内に貼った内部リンクや外部リンク、画像のリンク切れをチェックしてくれるプラグインです。
通常、過去のページがリンク切れしていても、気づかず放置されてしまいます。
リンク切れのままページが残っていると、Googleからマイナス評価を受けますし、せっかくページにアクセスしたユーザーが離れてしまいます。
リンク切れは、意外と頻繁に発生するので、Broken Link Checkerで管理しておくと楽ですよ。
WP Revisions Control(サイト高速化)
「WP Revisions Control」は、ワードプレスのリビジョンを指定して、不要なリビジョンを削除するプラグインです。
WordPressのリビジョンとは固定ページ・投稿ページのバージョン管理機能のことで、下書きデータを保存しておく機能のことです。
リビジョンは便利な機能ですが、下書きデータを残しすぎるとサイトが重くなってしまうので、不要なリビジョンは削除しましょう。
Flamingo(お問い合わせフォーム拡張)
「Flamingo」は、Contact Form7で作成したフォームから来た問い合わせをワードプレス管理画面上で確認できるプラグインです。
Contact Form7の問い合わせは、基本的に設定したメールに飛ぶようになっていますが、設定ミスやメーラーエラーなどでメールが飛ばない場合に、Flamingoがあると安心です。
問い合わせ内容をCSVで出力もできるので、問い合わせ内容の分析にも便利ですよ。
まとめ
WordPressは、簡単な操作で新たな機能が追加できる非常に柔軟なシステムです。自分のやりたいことに合わせてプラグインを選択でき、不要になったら削除すればOK!
今回紹介したプラグインはベーシックなものなので、運用方針によって他のプラグインを追加していくといいでしょう。