リライト記事の選び方を解説!最速で検索1位を狙う効果的なリライト方法

こんな方に読んで欲しい!
  • どの記事をリライトすればいいかわからない
  • 最速で成果を出すリライトの仕方を教えて欲しい

記事のリライトが、ブログを伸ばすためには重要だと聞いたことがあるでしょう。

しかし、どの記事をどのようにリライトすればいいか?までわからなければ意味がありません。

記事数が増えてくると、どんどん大変になってしまいますが、実は過去記事の中には磨けば簡単に光る「ダイヤの原石」記事が存在します。

この記事では、そんなダイヤの原石となる「リライト記事の選び方」「リライト記事を見つける手順」を解説していきます。

最速で検索順位を伸ばす方法が知りたい方は、参考にしてください。

それでは、本編をどうぞ!

もくじ

リライト記事の選び方

優先的にリライトをするべき記事は、以下の4つの条件全てに当てはまるものです。

  • 公開後3カ月以上が経過した記事
  • 検索順位が11位~20位のクエリ
  • 月間検索ボリューム100以上のクエリ
  • ライバルサイトが弱いクエリ

この条件に当てはまる記事から、優先的にリライトしていきます。

公開後3カ月以上が経過した記事

公開後3カ月は、Googleハネムーンと呼ばれ、検索エンジンに本来よりも高く評価されます。

Googleハネムーンは、意図的にアクセスを流し込むことで、コンテンツが良質かどうかをユーザーに直接評価してもらうために行われているそうです。PV数や滞在時間、直帰率などを見ながら、コンテンツの評価を行っています。

すべてのWebサイトや記事が対象になる訳ではなく、選定条件もGoogleは明らかにされていないので、自身の記事がGoogleハネムーンの対象かどうかを確認する術はありません。そのため、3カ月間は静観するのが正しい選択です。

検索順位が11位~20位のクエリ

記事自体がある程度評価されている11位~20位から優先的にリライトしましょう。少ない工数で検索1ページ目に表示される可能性があります。

リライトの優先順位は「11位~20位 → 2位~10位 → 30位以降」がおすすめです。

月間検索ボリューム100以上のクエリ

検索ボリュームの少なすぎるクエリに対応しても、読者がほとんど増えません。

よりたくさんの読者にリーチするために、月間検索ボリュームが少なくとも100以上のクエリ(キーワード)をリライトしましょう。

ライバルサイトが弱いクエリ

検索上位のライバルサイトが強すぎると、リライトしても検索上位に上がらない可能性があります。

上位サイトがドメインの強いサイトばかりだと、なかなか上位表示できないのでMOZBarドメインパワーを調べるといいでしょう。

リライト記事を見つける手順(5ステップ)

リライト記事は、サーチコンソールを使って探すところからはじめます。

  • 手順1. サーチコンソールで対象記事を絞り込む
  • 手順2. サーチコンソールで対象記事を見つける
  • 手順3. Google検索でライバルチェックを行う
  • 手順4. ライバル記事の見出し構成を分析する
  • 手順5. ライバル記事の中身を分析する

手順1. サーチコンソールで対象記事を絞り込む

まず、月間検索ボリュームが多くて、まだ1位ではないクエリをサーチコンソールで絞り込んでいきます。

サーチコンソールだと月間検索ボリュームが見られないので、インプレッション数(表示回数)の多いクエリで絞り込んでいきます。

サーチコンソールを開いて、[検索パフォーマンス]を開いた後、[平均掲載順位]にチェックをいれます。

期間は3カ月のままでOKです。

サーチコンソールの検索パフォーマンス

画面を下にスクロールし、赤枠内の三本線のマークをクリック、[検索順位]にチェックをいれます。

すると、検索順位順のクエリが表示されます。

サーチコンソールの検索パフォーマンスの続き

この状態だと、クリック数順に並んでいるので、[表示回数]をクリックし、インプレッション順に並びかえます。

サーチコンソールの検索パフォーマンス続き2

手順2. サーチコンソールで対象記事を見つける

続いて、掲載順位11位~20位の中から表示回数の多いクエリを探していきます。

月間検索ボリュームが100以上のクエリを優先するため、表示回数300以上を目安にするといいでしょう

期間を3ヶ月にしているから表示回数300を目安にしているよ!

サーチコンソールの掲載順位

対象のクエリを見つけたらクリックし、該当クエリをクリックします。

すると、該当クエリで検索されているページのURLが表示されるので、どのページを修正するべきか確認します。

サーチコンソールのクエリの詳細ページ

これで、優先して修正すべきクエリと記事の特定が済みました。続いてライバルサイトのチェックです。

手順3. Google検索でライバルチェックを行う

今回は、「アメブロ 収益化」で10.4位のクエリをベースで考えてみます。

サーチコンソール「アメブロ 収益化」のクエリ

まず、該当のクエリ「アメブロ 収益化」をGoogle検索をして、上位記事を調べてみます。

まず最初にみるべきは、上位記事のドメインパワーと、検索クエリとタイトルの一致率です。

上位記事のドメインパワーの調べ方

ドメインパワーは、「MOZBar」でPAとDAを簡単に調べるといいでしょう。

PAとは記事の権威性、DAとはドメインの権威性であり、権威性が高い記事やドメインしか上位表示にない場合、いくらいいコンテンツを作成しても勝てない可能性が非常に高いです。

10位以内にPA・DAが20以下のコンテンツがあるときは、十分10位以内が狙えます。特に1位のPA・DAが20以下だったら、かなり狙い目です。

上位記事のクエリとタイトルの一致率の調べ方

検索上位記事のタイトルにクエリの単語が含まれていない場合は、検索上位記事がそのクエリをピンポイントで狙っていない可能性が高くなります

今回の例では「アメブロ 収益化」の両方がタイトルに含まれているかを確認してください。

上位クエリに両方が含まれていないタイトルが合った場合は、抜ける可能性が高くなります。

クエリによっては、強調スニペットが表示されるクエリがあります。

協調スニペットは検索順位1位よりも前にコンテンツが表示されるため、検索1位をとっても流入数がかなり下がってしまいます。実際に検索することで強調スニペットの有無を調べることも重要です。

また、広告記事が上位表示されるか、ローカル検索が表示されるかなど、検索結果を見るとわかることが沢山あるので、必ずチェックしましょう。

手順4. ライバル記事の見出し構成を分析する

続いて、ライバル記事の見出し構成を調べます。結局のところライバルサイトよりも良質なコンテンツが作れなければ、上位表示はできません。

上位表示と自分の記事の見出しの差分を見つけ、自分の記事にも書いた方がいい見出しを追加していきます

まずは「ラッコツールズ」の見出し抽出機能を開き、検索クエリを打ち込み[検索上位サイトからの抽出]を押下します。

ラッコツールズ 見出し抽出

上位10記事の見出し構成が表示されるので、分析していきます。

記事タイトル右の[+]ボタンを押すと、見出し構成が出てくるので、1位記事から順に見出し構成を見ていきます。

ラッコツールズ 見出し抽出の詳細

EXCELが使える人は、CSVダウンロードしてみるのも便利だよ!

上位記事で2つ以上が触れている見出しは、Googleが評価している見出し・トピックです。自身の記事で扱っていない場合は、必ずいれましょう。

手順5. ライバル記事の中身を分析する

見出しだけでなく、ライバル記事の内容もチェックします。

同じ見出しでも、内容の充実度で劣っていたら上位表示はできないため「どんな内容が書かれているか」「それよりも価値のある情報が提供できるのか」の観点で分析しましょう。

実際に読まれる記事を書く方法は「【保存版】読まれるブログの書き方を公開!読者と検索エンジンどちらも」を参考にしてください。

まとめ

今回は、検索順位を上げやすいリライト対象の見つけ方について解説しました。最後にポイントをまとめます。

まず、優先的にリライトすべき記事は、以下4つの条件に当てはまる記事です。

  • 公開後3カ月以上が経過した記事
  • 検索順位が11位~20位のクエリ
  • 月間検索ボリューム100以上のクエリ
  • ライバルサイトが弱いクエリ

4つの条件に当てはまった記事を見つける手順は、次の通りです。

  • 手順1. サーチコンソールで対象記事を絞り込む
  • 手順2. サーチコンソールで対象記事を見つける
  • 手順3. Google検索でライバルチェックを行う
  • 手順4. ライバル記事の見出し構成を分析する
  • 手順5. ライバル記事の中身を分析する

リライトは新規で記事を作るよりも少ない負荷で、検索順位を上げられる可能性が高いので、積極的に行ってみてください。

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