【保存版】ブログのリード文の書き方を解説!そのまま使えるテンプレートと5つのポイント

ブログ リード文 書き方
こんな方に読んで欲しい!
  • リード文がいつもうまく書けない…。具体的にどうやって書けばいいの?
  • 記事の滞在時間が1分以内で離脱が激しい
  • なかなかアフィリエイトの成果が上がらない

記事が読まれるかどうか、8割はリード文で決まる」と言われるほど、リード文は重要なパーツです。

せっかく一生懸命ブログ記事を書いても、リード文で読者が離れてしまうのはあまりにも勿体ないですよね。

とはいえ、何を書けばいいのかよくわからないし、良いリード文がどんなものかよくわからないでしょう。

そこで今回は、「読者が記事を読み進めてくれるリード文の具体的な書き方」について、テンプレートとポイントを紹介していきます。

この記事通りにリード文が作れるようになれば、離脱率を下げて、記事を読み進めてもらえる確率が高くなりますよ!

筆者は、ジャンルの異なるブログを8つ運営しています。数年のブログ運営経験で得たうまくいった経験・失敗した経験をもとに解説していきます!

もくじ

【重要】リード文の役割とは

リード文は、記事の導入部分の文章のことで「導入文」ともいいます。最初の見出しまでの部分と覚えておくと簡単です。

リード文は、読者が記事を開いて最初に目にする文章のため、次の通り非常に重要な3つの役割があります。記事の中でもっとも重要といっても、言いすぎではありません。

  • 読む価値(ベネフィット)があるかユーザーに判断材料を提供する(読者対策)
  • 記事のキーワードを検索エンジンに認識させる(SEOキーワード対策)
  • 記事の滞在時間が伸びることでSEO効果を上げる(SEO検索順位対策)

このように、リード文は読者にとっても、検索エンジンにとっても非常に重要です。

読者の80%はリード文で離脱するとも言われます。リード文がそれくらい重要だということを理解したうえで、質の高いリード文が作れるように次の章を読み進めてください。

ブログを読み進めてもらうリード文のテンプレート

「読者は、リード文を読んでその記事を読むかどうかを決める」と繰り返していますが、具体的にどういった事が書いてあると、読者はその記事を読もうと思うのでしょうか?

その答えとして、リード文を書く際のポイントについて解説します。

リード文を書く際には、次の5つの要素を盛り込むことを意識してください。

  1. 対象読者(ターゲット)を明確にする(共感
  2. 悩みを放置することの問題点を明確にする(問題提起
  3. 記事を読むことで最終的に得られることを提示する(結論
  4. 結論以外の得られることを提示する(メリット
  5. 筆者の経験や実績を提示する(権威性

この5つの要素だけでも覚えておきましょう。

➀共感:対象読者(ターゲット)を明確にする

共感パートの目的

共感パートの目的は、ズバリ「この記事、私(俺)にとって価値があるかも!」と、読者に認識してもらうことです。

つまり、読者の悩みに共感することで、対象の読者=ターゲットを明確にするのが目的です。

「〇〇で悩んでいませんか?」「△△で困っていませんか?」

と問いかけることで、「この記事を書いた人は、自分の悩みがわかってる!」と読者の興味を惹くことができます。

タイトルレベルの悩みでは意味がない

「共感」パートは、”タイトルレベルの悩み”では、あまり意味がありません。

例えば、「リード文 作り方」という内容の記事を例に、悪い例と良い例をみてみましょう。

悪い例

リード文の作り方に悩んでいませんか?

良い例

SEOに効果の高いリード文のテンプレートが知りたくないですか?

悪い例と良い例を比べてみると、良い例の方が具体的な内容になっています。

「リード文の作り方に悩んでいませんか?」だけだと、この記事のタイトルを見てクリックした段階でわかりきった悩みですよね。

タイトルでクリックした読者のより具体的な悩みを示すのが共感パートの役割です。

共感パートで、誰でも簡単に言える当たり前のことを投げかけてしまうと、読者の深い共感を得られません!

尚、タイトルのつくり方は「【コピペOK】ブログ記事のタイトルを決める5つのポイントを紹介!」で解説しています。併せてご覧ください。

②問題提起:悩みを放置することの問題点を明確にする

問題提起パートの目的は、「今の悩みを放っておいたら大変かも。」と、読者に危機感を感じてもらい、記事が記事を読む意味をつくることです。

本記事を参考にすると、次の部分が「問題提起」の部分です。

記事が読まれるかどうか、8割はリード文で決まる」と言われるほど、リード文は重要なパーツです。

せっかく一生懸命ブログ記事を書いても、リード文で読者が離れてしまうのはあまりにも勿体ないですよね。

このように「リード文の作り方」に悩んでいる読者に、「そのまま放置すると記事が読まれないよ!」という問題を投げかけている訳です。

記事のキーワードによっては問題提起パートは不要な場合もありますが、問題提起することで読み進める必要性がより強くなりますよ。

③結論:記事を読むことで最終的に得られることを提示する

結論をリード文に書くと、そこから読み進めてもらえないのでは?という意見もありそうですが、結論のわからない記事は読み進めてもらえません

そのため、リード文にはかならず結論を示しましょう。

ブログ記事の目的は、読者の悩みや課題を解決することです。だからこそ、リード文だけで読者が満足するなら、それでも十分役割を果たしています。

ただし、リード文だけですべての読者が満足してしまうと、記事の滞在時間が短くなり、SEO上マイナスなので次のメリットが重要になります。

④メリット:結論以外の得られることを提示する

結論を示したら、記事を読むメリットも提示します。

このメリット部分がかなり重要で、読者が記事を最後まで読むかどうかがこのメリット部分にかかっています。

ひとつ例を出します。

「アフィリエイトで10万円稼ぐことができる」という結論の記事についてのメリットを書いてみます。

この記事を読むことで、

  • 10万円稼ぐためのアフィリエイトジャンルの選び方
  • 10万円稼ぐための具体的な記事の構成

を知ることができます。

このように、メリットを書くことで読者の関心が高まりますよね。

最後まで読み進めてもらうために、どんなメリットがあるか明確にしましょう。

⑤権威性:筆者の経験や実績を提示する

権威性とは、サイトやページの権威を表す指標です。筆者の経歴や実績、専門知識が高いほど、権威性が高く評価されます。

例えば、ガン専門医が語るガンにまつわる情報と、大学生の語るガンにまつわる情報だと、前者の情報の方が信用できますよね。

このように、権威性をリード文で示すことで、「この人は専門性が高そうだから信用できそう」といった読者からの信用に繋がります。

また、SEOにおいてもE-A-Tが検索順位に影響を与えるので、SEO対策にも効果的です。

権威性は、仕事の経験年数・資格といったわかりやすいものだけでなく、趣味や生活の中で得た経験なども使えますよ。例えば、-10kgのダイエット経験のダイエットブログや、釣り歴20年の釣りブログなどです。

リード文作成の5つのポイント

リード文の構成がわかったところで、リード文作成のポイントについて3つ紹介します。

  • 想定読者に与えるベネフィットを意識する
  • リード文は300文字程度が望ましい
  • SEOキーワードを入れる
  • 見やすいデザインにする
  • リード文は最後に書く

それぞれについて解説します。

想定読者に与えるベネフィットを意識する

前述のテンプレートを使ってリード文を作成するのは、想定読者の悩みと記事のベネフィットを明確にすることが目的です。

どちらかひとつでも分かりづらいと、読者が満足するリード文になりません。

「このキーワードを検索する人は、何に悩んで何を解決したいんだろう?そのためにはどんな言葉を投げかければいいんだろう?」そこを改めて意識して作成しましょう。

リード文は300文字程度が望ましい

リード文はあくまでリード文のため、文字数も300文字程度が望ましいです。長くても500文字以内がいいでしょう。

前述のテンプレートで解説した「共感・問題提起・結論・メリット・権威性」の5つの要素をいれた上で、すっきりした文章を作成しましょう。

ちなみに本記事のリード文は257文字です。

SEOキーワードを入れる

前述のとおり、リード文はキーワードを検索エンジンに認識させるためにも使います。

そのため、そのページで上位表示を狙うキーワードをリード文に含めれば、検索エンジンから評価されやすくなります

無理やりSEOキーワードを散りばめると文章が不自然になり、SEO上マイナスです。あくまで、読んで違和感のない文章を構成するように調整してください。

見やすいデザインにする

リード文は読者が最初に目にする文章なので、デザインにもこだわるといいでしょう。

例えば、共感パートをボックスデザインで囲ったり、吹き出しデザインにして目立たせるのが有名ブロガーも使っているよくある事例です。次のようなものが事例です。

共感パートの事例

こんな方に読んで欲しい!
  • 〇〇で悩んでいる
  • △△がしたい!
  • ▢▢ってどうすればいいの?

〇〇で悩んでいるんだけど、どうすればいいの?

また、権威性パートも「本記事の信頼性」や「本記事の執筆者」のようにボックスデザイン画像を使って挿入するといいでしょう。

権威性パートに画像を使う事例も多いです。権威性パートは入れることでSEO上プラスですが、本文とは関係のない内容なので、文章ではなく画像にしているケースが増えています。

リード文は最後に書く

重要なポイントとして、リード文は記事の結論や概要を詰め込むので「本文 → まとめ → リード文」の順で作成するといいでしょう。

最初に見出し構成を考えてから記事を執筆しても、執筆しながら構成が変わることがあります。

そのため、最後にリード文を書けば、内容が変わっても本文にあったリード文が作成できます。

まとめ リード文は記事の中で一番重要なパーツ

今回は、リード文の作り方としてテンプレートとポイントを解説しました。

改めて、リード文のテンプレートとポイントを箇条書きします。

リード文テンプレート

  1. 対象読者(ターゲット)を明確にする(共感
  2. 悩みを放置することの問題点を明確にする(問題提起
  3. 記事を読むことで最終的に得られることを提示する(結論
  4. 結論以外の得られることを提示する(メリット
  5. 筆者の経験や実績を提示する(権威性

リード文のポイント

  • 想定読者に与えるベネフィットを意識する
  • リード文は300文字程度が望ましい
  • SEOキーワードを入れる
  • 見やすいデザインにする
  • リード文は最後に書く

冒頭のとおり、「記事が読まれるかどうか、8割はリード文で決まる」といわれているので、こだわりにこだわって作成してみてください。

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もくじ