超便利!アナリティクスなどGoogleサービス4種のデータを管理画面で確認できる神プラグイン「Site Kit by Google」を徹底解説!

こんな方に読んで欲しい!

  • Google Analytics の情報を、WordPressの画面上で確認したい!
  • Google Search Console の情報を、WordPressの画面上で確認したい!
  • Google AdSense の情報を、WordPressの画面上で確認したい!
  • 各サービスのページを確認するのが面倒

webサイトを運営している人なら、Google AdSense、Google Search Console、Google Analyticsなど、Googleが提供しているサービスは活用しているでしょう。

これらは、確認するためにはそれぞれのサイトへのアクセスが必要です。

  • Google AdSense … 広告収入などの確認
  • Google Analytics … 統計情報の確認
  • Google Search Console … 新しく書いた記事のクロール依頼やインデックス情報の確認
  • PageSpeed Insights … 表示スピードの確認

今回は、Googleが提供するwebサイト管理者向けの4つのサービスを、WordPressダッシュボードに表示するプラグイン「Site Kit by Google」について徹底解説します!

ここがポイント!

「Site Kit by Google」プラグインは、各サービスが導入済であることを前提にしています。それぞれのサービスが取得した情報を基に、WordPress上で確認ができる便利ツールです。

各サービスの導入がまだの方は、以下の記事を参考にしてください。

[blogcard url=”https://iblab.net/google_adsense_registration/”]

[blogcard url=”https://iblab.net/google-analytics/”]

[blogcard url=”https://iblab.net/google_search_console_registration/”]

もくじ

1. 「Site Kit by Google」のメリット

「Site Kit by Google」は、その名の通りGoogle社が作ったプラグインです。Google Analytics などのサービスを提供しているGoogleが、WordPressユーザーのために作成したプラグインなんです。

第三者(サードパーティー)が開発したものではないので、不具合等が起こる可能性は格段に低いですし、Google Analytics などのサービス提供が続く限りこのプラグインも更新され続けるでしょう。つまり安定性と信頼度はかなり高いです。

ダッシュボードから統計データ、広告収入、スピード測定結果などを確認できます。また、ワンクリックで簡単に検索キーワードなどの詳しいアクセス分析ができたりします!

ここに注意!

管理画面がすべて英語で書かれているため、ちょっとわかりにくいですね。この記事で解説していますので、参考にしてください。

また、ダッシュボードで表示される統計データの集計期間を選択できない、グラフ表示されないといった点にも注意が必要です。

2. 「Site Kit by Google」の導入方法

「Site Kit by Google」はWordPress公式プラグインなので、「WordPress管理画面>プラグイン>新規追加」から簡単にインストールできます。

右側のキーワード検索テキストボックスで「Site Kit」と検索すると1番目にヒットしますので、「今すぐインストール」をクリックし、有効化します。

インストール済みプラグイン一覧に「Site Kit by Google」が表示されていればインストール完了です。

3. 「Site Kit by Google」の設定方法・使い方

3-1. プラグイン「Site Kit by Google」の設定方法

インストールが完了すると、管理メニューに「Site Kit」というメニューが表示されます。クリックすると、以下のような画面になりますので、「セットアップを開始」ボタンをクリックします。

 

以下のような画面に切り替わります。「Sing in with Google」ボタンをクリックしてください。

さらに詳しく!

ブラウザに翻訳機能があれば、翻訳表示させてください。念のため、日本語訳も書いておきます。

①Welcome to Site Kit! Let’s get you set up.

→Site Kit へようこそ!セットアップしましょう。

②To verify that you own iblab.net and help set up your Search Console property, sitekit.withgoogle.com wants to access iblab.net and your Google Account data.
You’ll need to sign in with your Google Account to start the process.

→iblab.net を所有していることを確認します。Google Search Consoleの設定を行うため、iblab.netとGoogleアカウントデータにアクセスしようとしています。 プロセスを開始するには、Googleアカウントでサインインする必要があります。

③手順が書かれています。

1、サイトの所有権を確認する

2、iblab.netにGoogleアカウントデータへのアクセスを 許可する

3、Search Consoleを設定する

3-1-1. Site Kit に Google Search Console を紐づける

まず、①Verify site ownership(サイトの所有権を確認する)を進めます。

「Sing in with Google」ボタンをクリックすると、ログインするアカウントの選択画面に移ります。設定しようとしているwebサイトのGoogle Search Consoleと紐づけたアカウントを選択してください。

 

Site Kit への権限付与を行います。2つの権限の許可を順に求められますので、そのまま許可してください。

 

内容の確認画面に移りますので、ここでも「許可」ボタンをクリックし、完了です。

 

次に、②Allow iblab.net to access Google Account data(iblab.netにGoogleアカウントデータへのアクセスを 許可する)を進めます。

「Allow(許可)」ボタンをクリックすればOKです。

 

設定中のwebサイトを Google Search Console に登録しているのであれば、これで完了です。「Go to my Dashboard」でWordPressに戻りましょう。

 

Google Search Console への接続が完了しました!

ここに注意!

設定中に離席するなどして時間が経った場合、エラーになることがあります。この場合は、途中でもいったんキャンセルし、WordPressのボタンをクリックするところからやりなおしてください。

3-1-2. Site Kit に Google Analytics を紐づける

次に、Google Analytics を紐づけましょう。Google Analytics の「サービスを連携」をクリックします。

 

こちらも、設定しようとしているwebサイトのGoogle Analytics と紐づけたアカウントを選択してください。

 

Site Kit への権限付与を行います。権限の許可を求められますので、そのまま許可してください。

 

内容の確認画面に移りますので、ここでも「許可」ボタンをクリックし、完了です。

 

接続は完了していますが、次にどのデータを表示させるか指定します。「アナリティクスの有効化」に「有効化完了」というリンクがありますので、クリックします。

 

あなたが Google Analytics を設定した時に付けた名前(アカウント名、プロパティ名、ビュー)が表示されますので、該当するものを選択します。次に「CONFIGURE ANALYTICS」ボタンをクリックします。

 

アナリティクスに「接続済」と表示されれば完了です。

3-1-4. Site Kit に Google AdSense を紐づける

次に、Google AdSense を紐づけましょう。Google AdSense の「サービスを連携」をクリックします。

ここに注意!

Google AdSense は、webサイトを作ったばかりでは申請が通りません。ある程度、作り込んでから申請する必要があります。また、すでに Google AdSense の設定を終えている場合は、あえてSite Kit と連携させる必要はありません。

いずれの場合も、「3-1-5. Site Kit に PageSpeed insights を紐づける」に進みましょう。

 

こちらも、設定しようとしているwebサイトのGoogle AdSense と紐づけたアカウントを選択してください。

 

Site Kit への権限付与を行います。権限の許可を求められますので、そのまま許可してください。

 

内容の確認画面に移りますので、ここでも「許可」ボタンをクリックし、完了です。

 

 

WordPressに戻ったら、「管理メニュー > Site Kit > AdSense」をクリックし、「CONTINUE」ボタンをクリックします。

 

次のページでも「CONTINUE」ボタンをクリックします。

翻訳

Let’s get your site ready for ads

→サイトを広告に備えましょう

In order for your site to display ads, make sure you’ve completed these steps in AdSense.

→サイトに広告を表示するには、AdSenseでこれらの手順を完了していることを確認してください。

翻訳

1,Enabled auto ads for your site

→サイトの自動広告を有効にしました。

2,Verified that your site is marked as “Ready”

→サイトが「準備完了」としてマークされていることを確認しました。

 

AdSenseに「接続済」と表示されれば完了です。

 

3-1-5. Site Kit に PageSpeed Insights を紐づける

最後に、PageSpeed Insights を紐づけましょう。PageSpeed Insights の「サービスを連携」をクリックします。

 

こちらは、クリックすれば接続完了です!

翻訳

Jump to the bottom of the dashboard to see how fast your home page is.

→ダッシュボードの下部にジャンプして、ホームページの速度を確認します。

 

3-2. プラグイン「Site Kit by Google」の使い方

3-2-1. WordPressダッシュボードの Site Kit サマリー

WordPressダッシュボードには「Site Kit サマリー(概要)」が表示されます。過去28日間でGoogle Search Console と Google Analyticsが収集した統計情報が集約されています。

とは言え、非常にざっくりした内容ですので、活用する機会は少ないかもしれません。「自分のサイトは問題なく、順調に機能しているか?」などの確認のために利用する程度でしょう。

3-2-2. 管理メニュー > Site Kit > ダッシュボード

サイト概要ページには、各サービスの情報が集約されています。より細かい情報は、各専用ページを確認します。

 

3-2-3. 管理メニュー > Site Kit > 各専用ページ

①管理メニュー > Site Kit > Search Console

 

②管理メニュー > Site Kit > Search Console

 

③管理メニュー > Site Kit > アナリティクス

さらに詳しく!

各サービスの使い方・見方は以下のページを参照してください。

[blogcard url=”https://iblab.net/web/how-to-use-google-analytics/”]

[blogcard url=”https://iblab.net/web/google-search-console/”]

5. まとめ

「Site Kit by Google」は、Googleが提供するサイト管理者向けの4つのツールを、WordPress管理画面で一元的に表示できるプラグインです。これまでは、それぞれのサービスのページに行かないと、その情報を見ることができませんでした。

「Site Kit by Google」を入れることによって、各サービスのたくさんの情報をWordPressの管理画面で簡単に確認することができます。

ここがポイント!

2020年5月の段階では、管理画面は全て英語表記だったのですが、6月21日の段階ではかなり日本語化が進んでいます。Googleが作った、Googleユーザーのためのプラグインですから、これからも進化を続けることでしょう。信頼度と安定度は抜群です。

これからのwebサイト運営に活かせる情報が満載です。webサイトを作ったら、入れるべきプラグインの1つですね!

 

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