- ブログのまとめは書く必要があるの?
- まとめってどうやって書けばいいの?
- いいまとめを書くポイントを教えて欲しい
ブログ記事の最後に「まとめ」を書くのが一般的ですが、まとめの書き方次第でアクセスや収益に大きく影響するのはご存知でしょうか?
今回は、ブログのまとめについて「まとめの役割」「そのまま使えるテンプレート」「いいまとめを書くポイント」を解説します。
まとめのテンプレートも載せているので、コピペして使ってみてくださいね。
筆者は、ジャンルの異なるブログを8つ運営しています。数年のブログ運営経験で得たうまくいった経験・失敗した経験をもとに解説していきます!
ブログの「まとめ」3つの役割
まとめには、読者に対するもの、検索エンジンに対するものを合わせて3つの役割があります。
- 記事の要点を印象付ける
- 読者に次のアクションを促す
- 検索エンジンにSEOキーワードを最終認識させる
では、それぞれについて解説していきます。
記事の要点を印象付ける
ところで昨日読んだWebページに書いてあった内容を覚えているかい?
んー。ほとんど覚えていないわ。
読者は、記事の全てを丁寧に読んでいる訳ではありません。情報を流し読みしているので、ほとんど読まれていないと考えるべきです。
せっかく価値のある情報を書いても、何も定着しなかったら読者にとっても勿体ないですよね。
そこで最後に要点を繰り返すことにより、読者の記憶に残りやすくするのがまとめの役割です。
読者に次のアクションを促す
そもそも大切なのが、「まとめ」まで読んでくれている読者は、あなたの記事に関心を持っているという事実があります。大半の読者が途中で離脱するところ、最後までスクロールしてくれた訳なので、少なくとも無関心という訳ではありません。
そこで、せっかく関心を持ってくれている読者に対して、次にしてほしいアクションを示すことで回遊率を高めるのが、まとめの役割です。
アフィリエイトブログであれば、読者が関心を持っている状態でアフィリエイトリンクに誘導したり、メルマガ・公式LINEに誘導するのもおすすめです。
また、内容が関連する記事に内部リンクを貼ることで、記事の関連性を高めるのもSEO上効果的です。
まとめで示す次のアクションで、ブログのアクセスや収益は大きくかわるので、必ず入れるようにしましょう。
検索エンジンにSEOキーワードを最終認識させる
検索エンジンはタイトル、見出し、リード文、本文など記事全体の読み解きながら、SEOキーワードを認識します。
SEOキーワードについては、タイトルや見出しの影響を強くうけますが、まとめに使うことでも効果があります。
おすすめの方法としては、まとめの一行目でSEOキーワードを使うことです。例えば、「まとめ 役割」のSEOキーワードを狙っている場合、次のようなかたちです。
まとめの例
今回は、ブログ記事のまとめの役割について解説しました。
このように、まとめの1行目に記事の概要をいれることで、SEOキーワードを自然に入れることができるので試してみてください。
そのまま使える!まとめのテンプレート
そのまま使える「まとめのテンプレート」と「テンプレートを使ったまとめの例」をご説明します。
テンプレートは、次の4つのパーツで構成されています。
基本的にこのテンプレートをベースにしながら、ご自身でカスタマイズしてお使いください。
- 記事の概要
- 要点の要点・ポイント
- 要点・ポイントの補足
- 次のアクション
それでは、テンプレートを使ったまとめの例をみてみましょう。
SEOキーワードは「まとめ 役割」を選定しています。
❶ 記事の概要
今回は、ブログ記事のまとめの役割について解説しました。
❷ 要点の要点・ポイント
まとめの役割は次の通りです。
- 記事の要点を振り返る・おさらいする
- 読者に次のアクションを促す
- 検索エンジンにSEOキーワードを再認識させる
❸ 要点・ポイントの補足
どれもまとめの重要な役割です。ほとんどの読者が記事を読み飛ばしてしまうので、重要なポイント整理して伝えましょう。
また、せっかく関心を持ってまとめまで読んでくれた読者の回遊率を高めるために、次のアクションを示しましょう。誘導先が読者にとって価値があれば、自然と回遊してくれます。
まとめのテンプレートを使って、クオリティの高いまとめを作成してみてください。
❹ 次のアクション
まとめと関係が深いのがリード文です。
初心者でも簡単に使えるリード文のテンプレートは、次の記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
いいまとめを書くポイント5選
いいまとめを書くために、次の5つのポイントを意識して書いてください。
- 見出しに「まとめ」という言葉をいれる
- 300~500文字程度で要点をまとめる
- まとめに新しい情報を書かない
- 箇条書きで記事のポイントを振り返る
- 読者目線で感想を述べる
❶見出しに「まとめ」という言葉をいれる
見出しに「まとめ」という単語を入れないと、「まとめ」と認識するまでに時間がかかり不親切です。
「まとめ」という単語だけでもかまいませんし、「まとめ 〇〇」のように、まとめの後にスペースを入れて、文章を書いてもかまいません。
どちらのパターンも試してみたけど、SEOへの影響力は同程度でしょう。
❷300~500文字程度で要点をまとめる
検索上位のページは、300~500文字でまとめが書かれていることが多いです。
短すぎると情報不足で、長すぎると読みづらい印象を与えてしまいます。
まとめは、あくまで「まとめ」なので、要点を簡潔に、整理する様に心がけましょう。
❸まとめに新しい情報を書かない
まとめに新しい情報を書いているブログもたまに見ますが、まとめに書くべきではありません。
新しい専門用語など新しい情報は、すべて本文に書くべき内容ですよ。
まとめを書いている最中に新しく入れたい情報が出てきたら、本文に組み込めないか検討しましょう!
❹箇条書きで記事のポイントを振り返る
前述のとおり、まとめは要点を印象付ける役割があるため、箇条書き形式が役立ちます。
要点を箇条書きで書くときは、デザインもこだわって目立たせるといいでしょう。例えば、次のようなデザインです。
- 要点1
- 要点2
- 要点3
❺読者目線で感想を述べる
記事のタイプによっては合わない場合もありますが、「まとめ」の部分に感想を書くと親近感のある文章になります。
映画をみて似たような感想を持つ友人と仲良くなるように、共感できる感想を述べられると読者との距離が近くなりますよね。
感想は主観的なものではなく、可能な限り読んでいる読者を頭でイメージして、読者が共感する文章を書くことが望ましいでしょう。
まとめ
今回は、ブログ記事のまとめの役割について解説しました。
まとめの役割は次の通りです。
- 記事の要点を振り返る・おさらいする
- 読者に次のアクションを促す
- 検索エンジンにSEOキーワードを再認識させる
どれもまとめの重要な役割です。ほとんどの読者が記事を読み飛ばしてしまうので、重要なポイント整理して伝えましょう。
また、せっかく関心を持ってまとめまで読んでくれた読者の回遊率を高めるために、次のアクションを示しましょう。誘導先が読者にとって価値があれば、自然と回遊してくれます。
まとめのテンプレートを使って、クオリティの高いまとめを作成してみてください。
まとめと関係が深いのがリード文です。
初心者でも簡単に使えるリード文のテンプレートは、次の記事で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。