- ブログ記事のタイトルを決めるコツが知りたい
- そのまま記事タイトルに使えるフレーズが知りたい
ブログのアクセスが増えない原因の1つに、記事タイトルの付け方があります。
記事のタイトルは、Gogole検索でひっかかった時のクリック率を左右する大変重要なパーツです。
タイトルひとつでクリック率が5倍10倍と変わることもよくあります。
そこで今回は、ブログ歴3年以上・8つのブログを運営している筆者が、クリック率が高くなるタイトルの付け方について詳しく解説していきます。
記事の後半では、そのまま使えるフレーズも用意しているので、ブックマークして使ってくださいね!
それでは、本編をどうぞ!
ブログタイトルを決める5つのポイント
記事のタイトルは、読者が一番最初に目にするポイントです。そのため、記事のタイトルが魅力的だと、記事が読まれる確率(クリック率)が上がります。
つまり、記事のタイトルはブログのアクセス数に大きく影響する大変重要なパーツといえます。
クリック率の高い記事タイトルの作り方ですが、次の5つのポイントを押さえてください。
- 1秒で判断させる
- 「機能」ではなく「ベネフィット」を打ち出す
- 数字を使って具体性を高める
- タイトルは30文字前後に押さえる
- 実績やスキルを武器にする
それぞれについて、解説していきます。
1秒で判断させる
読者はタイトルを熟読しません。たくさんの情報の中からクリックしてもらうために1秒で価値を感じてもらう必要があります。
そのため、難しい言い回しは使わず、シンプルでストレートな言葉を使いましょう。
特に、タイトルの書き出し部分は最初に読者の目に留まるため、もっとも重要度が高いといえます。
考えるよりも前に、反射的にメリットを感じるようなタイトルが理想的です。
「機能」ではなく「ベネフィット」を打ち出す
ベネフィットとは読者が得られる価値のことを言い、読者は機能よりベネフィットが行動の動機になります。
次の例文は、機能とベネフィットそれぞれに着目して作っています。
- 機能:オンラインで通えるプログラミング教室
- ベネフィット:時間を無駄にせず自宅で学べるプログラミング教室
- 機能:WprdPress立ち上げマニュアル
- ベネフィット:知識ゼロからサイトが作れるWordPress立ち上げマニュアル
お分かりの通り、機能とベネフィットは同じ内容を指していますが、ベネフィットは読者の求める価値に重きをおいています。
ほんの少しの違いですが、タイトルのクリック率を左右する重要な観点です。
数字を使って具体性を高める
数字を使うことで、読者はベネフィットを具体的にイメージしやすくなります。
「〇倍」「〇%」「〇円」など数字があることで具体性が増します。
数字を使う時は、フレーミング効果を利用することで顧客心理を誘導することができます。
フレーミング効果は、どこを強調するかによって与える印象を変え、意思決定に影響を及ぼす心理現象です。
例えば、次の2つのどちらがよりお得に感じるでしょうか?
- 31日間 無料お試し
- 1ヶ月間 無料お試し
恐らく、1番のほうがお得に感じるでしょう。
これはフレーミング効果の一部ですが、数字の見せ方を変えるだけでより数字のインパクトを強くすることができます。
数字を使いづらい場合は、より具体的な言葉を使うといいでしょう。
タイトルは30文字前後に押さえる
Google検索すると、記事タイトルは全角30文字前後まで表示され、それ以降は「…」と省略されます。
そのため、30文字以上にしてしまうと、タイトルで伝えたいメッセージが伝えきれない可能性があります。
また、タイトルがあまりにも短いと記事の内容を的確に表すことは難しく、逆に100文字程度まで長くなると、それはタイトルとしての意味を成しません。
このことからも、記事のタイトルは30文字を目安と考えておくべきでしょう。
実績やスキルを武器にする
論より証拠というように、打ち出せる実績やスキルがあるとクリック率があがります。
例えば、次のようなタイトルが実績やスキルを武器にしたタイトルです。
- 弁護士が教える!転職に役立つ法律〇〇選!
- 【FP監修】30代からおすすめの生命保険の選び方
- ブログ5年目の私がおすすめするアフィリエイトの始め方
実績やスキルのような権威性が武器になるテーマの場合は、存分に権威性を使いましょう。
「〇〇経験者が語る」「実際に〇〇した方法」などのフレーズが便利です。
ブログ記事のタイトルの決め方(ステップ)
ブログ記事のタイトルは、次の4つのステップで作っていきます。
- 記事の結論を明確にする
- ターゲットを絞り込む
- ターゲットに響くタイトル案を複数考える
- タイトルを確定する
それでは、それぞれについて解説していきます。
STEP1. 記事の結論を明確にする
記事の内容とタイトルがずれると、読者の不満に繋がります。
タイトルをつける時点で結論を明確にしておくことで、記事を書きながら結論からの脱線を防ぐ効果があります。
タイトルから逆算して記事を構成すると、読みやすい構成の記事になります。
この記事の結論は、「ブログ記事のタイトルを決める具体的な方法」です。
そこを本筋にして、記事に落とし込んでいます。
STEP2. ターゲットを絞り込む
結論が決まったら、ターゲット読者を絞り込んでいきます。
例えば、「ブログ記事のタイトルを決める具体的な方法」を知りたい読者について考えてみても、次のようにターゲットが分類できます。
- キーワード選定の手順が知りたい
- クリック率が上げるテクニックやポイントが知りたい
- アクセスを集めている具体的な実例が知りたい
このように、読者によって同じような悩みでも、特に知りたいポイントが違います。
どのターゲットに照準を合わせるかで、タイトルのアプローチが変わってきます。
もちろん、それに合わせて記事の構成も変わってくるよ!
STEP3. ターゲットに響くタイトル案を複数考える
ターゲットを絞ったら、候補となるタイトル案を作っていきます。
具体的には、どんな悩みを持って、どんな答えを欲しているかといった検索意図を念頭に置いて、タイトル案を複数出していきます。
いいタイトルが思いつかなかったら、TwitterやYahoo!知恵袋を巡回して、悩んでいる方の生の声を集めるのも効果的です。
この段階では、前述したポイントを意識しながら作っていきます。
キャッチ―さもあると最高です!
STEP4. タイトルを確定する
最後にいくつかの候補から、タイトルを決めます。
いいタイトルが決まったら、Google検索してみて上位表示しているタイトルと見比べて見劣りしないか確かめます。
見劣りするようであれば、さらなる工夫をしていく必要があります。
今すぐ使えるタイトルフレーズ(パクってOK)
最後にタイトルをつけるときに使えるフレーズを紹介するので、タイトルをつけるときに役立ててください。
紹介するフレーズは、月間検索ボリューム1,000以上のキーワードで、上位10記事にランキングするタイトルでも使っています。
タイトル冒頭に使えるフレーズ
タイトルの冒頭にそのまま使えるフレーズを紹介します。
ブログ記事のタイトルに簡単に入れることができて、クリック率がアップする言葉を紹介します。
目を惹くので【】を付けてつかうのもありです。
- 2022年最新
- 簡単
- 〇〇必見(初心者必見など)
- 〇〇限定
- おすすめ
- まとめ
- 保存版
- 完全攻略
- 必勝法
- 具体例
- 手順書
- 閲覧注意
タイトルにそのまま使える言い回し
続いて、そのまま使える言い回しについて解説します。
このフォーマットの〇〇と△△にそのまま言葉を当て込んで使ってください。
- ○○したい人にオススメの△△
- ○○だった人が△△した方法
- ○○が実践している△△のコツ
- これで私は○〇できた
- ○○初心者がおさえておくべき△△
まとめ
今回は、クリック率の上がるタイトルのポイントと、手順について解説してきました。
タイトルは、読者がサイトをクリックするか決める重要な役割があるので、今回紹介したポイントも使ってキャッチ―なタイトルをつけてみましょう。
今回はキーワード選定について解説していませんので、キーワード選定のやり方は「【手順書】Googleキーワードプランナーの使い方を解説」でご紹介しています。