WordPressプラグイン

WordPressプラグイン「WP-Members」を徹底解説!会員限定サイトが10分で作れる!

こんな方に読んで欲しい!

  • 会員限定のサイトやブログを構築したい
  • クライアント限定で一般には公開しない情報を共有したい

WordPressの標準機能では、記事の公開の仕方は、

  • 記事の公開
  • 記事の非公開
  • パスワードつき公開

の3つから選ぶことができます。お客様のwebサイトをWordPressで構築・運用していると「会員さんだけに公開したい記事があるんだよね」と伺うことがよくあり、今回は登録されたユーザーにだけ記事を公開できるようにするWordPressのプラグイン「WP-Members」を徹底解説します!

1. WP-Membersの機能、メリットとデメリット

「WP-Members」を使えば、本格的な会員専用サイトが作れます。主な機能は、下記のとおりです。

  • ログインしていないユーザーからのアクセスには、記事の一部だけを表示する
  • 抜粋記事の下にログインまたはユーザー登録を促すメッセージを表示する
  • 既存ユーザー用のログインフォームを表示する
  • パスワードを忘れた場合のパスワードリセットリンクを表示する
  • 新規ユーザー登録フォームを表示する
  • 新規ユーザーには認証用のメールを送付する

1-1. WP-Membersのメリット

WP-Membersは企業サイトなどでも導入されているプラグインで、主なメリットは下記のとおりです。

ここがポイント!

  • 会員限定のサイトやブログが作れる
  • 自分の実績を、限定したクライアントにのみ公開することができる

1-2. WP-Membersのデメリット

良いことをいくつか書きましたが、「WP-Members」にはデメリットもあります。

ここに注意!

  • レンタルサーバーによっては利用できない場合がある
  • ユーザーごとに見られる範囲を個別で設定できない
  • 完全非公開のwebサイトの構築は、別のプラグインを使うべき

デメリットの1つ目について、特に無料サーバーの一部でWP-Membersでログインできない不具合が発生します。無料サーバーを使う場合はインストールしたらまずは動作確認をしてください。低価格で使いやすいXserverは、動作確認できています。

デメリットの4つ目について、webサイト全体にパスワードはかけられません。誰でもwebサイトを閲覧できるので、サイトの全体像や記事タイトルは会員以外にも見られてしまいます。

完全に非公開のwebサイトを作る場合は、他のプラグインが必要です。

2. WP-Membersの導入方法

「WP-Members」はWordPress公式プラグインなので、WordPress管理画面>プラグイン>新規追加 から簡単にインストールできます。

右側のキーワード検索テキストボックスで「WP-Members」と検索するとヒットしますので、「今すぐインストール」をクリックし、有効化します。

インストール済みプラグイン一覧に「WP-Members」が表示されていれば、インストールは完了です。

3. WP-Membersの設定

「WP-Members」をインストールしたら、いくつか設定や準備を行いましょう!

「WP-Members」の設定は、WordPress管理画面>設定>WP-Members から行うことになります。

  • WP-Members オプション... WP-Membersの一般的な設定を行う項目
  • フィールド .... 新規登録にユーザーが登録する情報の内容を決める項目
  • ダイアログ ... ユーザーのアクションによって表示されるメッセージを編集する項目
  • メール ... 認証やパスワードリセット時に送られるメール本文を編集する項目

3-1. WP-Members オプション

「WP-Members オプション」タブの項目についてです。

さらに詳しく!

これから「ブロック」という言葉がたくさん出てきますが、「会員にのみ見せる(一般には公開しない)」という意味だと思ってください。

3-1-1. 内容

  • 内容をブロック ... 投稿と固定ページ別に、ブロックすることができます。ブロックすると会員のみ記事が読めるようになります。記事編集画面から記事ごと、固定ページごとにブロックを外す(つまり一般に公開する)ことができます。
  • 抜粋を表示 ... この項目にチェックすると、会員以外の方が見た時、「抜粋」に入力した文字のみ表示されます。一般の方に会員登録をしていただくことを目的としている場合、抜粋を見せることにより会員登録の訴求に効果的です。(ただし、2020年4月時点ではなぜか本文が表示されてしまいます。)
  • ログインフォームを表示 ... チェックすると、未ログインの場合にログインフォームを表示します。
  • 登録フォームを表示 ... チェックすると、未ログインの場合に新規会員の登録フォームを表示します。
  • 自動抜粋 ... 本文の最初から指定された文字数を抜き出し表示します。

ここがポイント!

ブロックすると、こうなります。

会員登録してログインすれば、全文が見えるようになります。

3-1-2. その他の設定

重要な設定項目のみに絞って解説します!

  • 管理者に通知 .... チェックするとユーザーが登録されるたびに管理者あてにメールで通知されます。
  • 承認登録 ... チェックすると管理者が承認しない限り、ユーザー登録が完了しません。
  • 警告メッセージを表示しない ... チェックするとWordPressの設定がWP-Membersの推奨設定でない場合の警告メッセージが消えます。

3-1-3. 固定ページ

「WP-Members」が自動生成する各種リンクの移動先を指定します。移動先は自作した固定ページから選択します。

  • ログインページ
  • 登録ページ ... ユーザーの新規登録
  • ユーザープロフィールページ ... ユーザー情報の変更やパスワードの変更

3-2. フィールド

ユーザー登録に使用する項目の表示や編集、新規作成が可能です。下記はフィールドの主な役割です。

  • ラベルを表示 ... ユーザー登録画面に表示される項目名です
  • メタキー ... ショートコードとしてメールやダイアログに挿入できます
  • 表示...チェックを入れると「入力項目」として表示されます
  • Required ... チェックを入れるとその項目が必須項目となります

3-2-1. フィールドの編集

各項目一覧の右側の「編集」と書かれたリンクからフィールドの編集ができ、ラベル名などを変えることができます。

3-2-2. フィールドの追加

画面上部(もしくは下部)にある「フィールドの追加」ボタンをクリックすると、新しいフィールド(項目)が追加できます。

 

3-3. ダイアログ

ダイアログの初期設定は英語で書かれていますが、プラグインの翻訳機能により、実際の画面では日本語で表示されます。ただし、1文字でも書き換えてしまうと、ダイヤログの英語がそのまま表示されてしまいます。(完全一致で翻訳しています。)

変更する場合は英語を消してすべて日本語で書き換えましょう。

3-4. メール

メールの設定については下記の通りです。

3-4-1. カスタムメールアドレス、送信者の名前

WordPressからメールを送る場合「WordPress@ドメイン名」のアドレスから送られますが、カスタムメールアドレス欄に入力すると、送信元メールアドレスを自由に変更することが可能です。送信者の名前も同様です。

3-4-2. 本文(メール本文の編集)

ショートコードを使って、送信するメールの内容が編集可能です。主なショートコードは次の通りです。

  • [blogname] .. [設定]> [全般]で指定したサイトタイトル
  • [username] ... ユーザーが登録したユーザー名
  • [password] ... ユーザーが登録したパスワード
  • [reglink] ... ユーザーが登録したページへのリンク
  • [user-profile] ... 登録情報を更新できるユーザープロファイルへのリンク
  • [register] ... 登録ページへのリンク
  • [login] ... ログインページへのリンク

さらに詳しく知りたい方は下記リンク(英語)から製作者ページで確認してください。

Rocket Geek E-mail Shortcodes

4. WP-Membersの使い方

個別のページに閲覧制限のかかったブログを作るだけなら、以下の手順で必要な固定ページを作り、限定記事を設定するだけなので、非常に簡単です。

4-1. 固定ページを作成

実用例で作った固定ページは下記の3つです。最低限これだけは作る必要があります。

  • ログインページ
  • 登録ページ
  • ユーザープロフィールページ

固定ページ > 新規作成 から、以下の項目を変更して保存します。

  • タイトルを記入 ... わかりやすい名前を付けます(例:ログインページ)
  • 本文を記入 ... WP-Membersのショートコードを貼り付けます。
  • スラッグを変更 ... 英単語でわかりやすいもの(例: logins)

4-1-1. 固定ページをWP-Membersに登録

固定ページができたら、WordPress管理画面>設定>WP-Members>オプション設定 で、先ほど挙げた3つの固定ページをそれぞれ登録します。

4-1-2. 固定ページに使うショートコード

固定ページの作成は、ショートコードを一文記入するだけで完了します。下記はページ別のショートコード一覧です。

  • ログインページ: [wpmem_form login]
  • 登録ページ:[wpmem_form register]
  • ユーザープロフィール: [wpmem_profile]
  • 登録情報を編集: [wpmem_form user_edit]
  • パスワードの変更とリセット: [wpmem_form password]
  • ユーザー名を忘れた場合: [wpmem_form forgot_username]
  • 利用規約: [wpmem_tos url="http://yoursite.com/your-tos-page"]

4-2. 会員限定の記事を選択

「WP-Members」の初期設定では記事全体がロックされていて、投稿一覧の右側に新たにできたロックマークから確認できます。

4-2-1. 限定記事の解除

ロックされている記事を誰でも読めるようにするためには、設定画面でブロックを解除するか、記事の編集画面から個別にブロックを解除します。

設定画面で解除するには、WordPress管理画面>MP-Members>WP-Membersオプション「内容をブロック」の項目で「ブロックしない」を選択します。

記事ごとにブロックを解除するには、記事の編集画面の右側メニュー>投稿制限 の項目を「Unblocked」に変更します。

4-2-2. 抜粋記事の設定

記事の抜粋記事をブロック画面に表示するには、「WP-Members」の設定画面で「抜粋記事を表示」と「自動抜粋」にチェックを入れて、抜粋の文字数を入力します。

5. まとめ

「WP-Members」を使えば、簡単な会員限定サイトなら10分程度で作れますし、作り込めば更に高度な会員限定サイトが構築できます。

「WP-Members」はWordPress公式プラグインなので導入が簡単で、しかも無料で使えます。

クライアント限定、会員限定などのサイト運営を考えているのであれば「WP-Members」を使ってみてはいかがでしょうか?

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