こんな方に読んで欲しい!
- Slackの使い方を知りたい!
- Slackの使い方で重要なポイントが知りたい!
- Slackで仕事を効率化したい!
前回の記事では、Slackの登録方法と初期設定を徹底解説しました!
「ワークスペース」や「チャンネル」など、わかりにくいカタカナも解説しています!
今回の記事では、登録が済んでいることを前提に、Slackの基本的な使い方を徹底解説します!
もくじ
1. Slackを開く
もうSlackの登録は済んでいると思いますが、念のためトップページのリンクを貼っておきます。
使用する頻度が高い場合は、ブックマークに登録することをおすすめします。
また、あとで紹介しますがSlackのアプリもあるので、業務用の携帯がある方はそちらもインストールしてみましょう。
2. チャンネルの作成
前回の記事でも出てきた「チャンネル」ですが、改めて作成方法を確認しましょう!
2-1. チャンネルについて
Slackは複数の「チャンネル」によって構成されています。
「チャンネル」ごとにメンバーを決めてチャットができるため、各メンバーが必要な情報の共有を効率的に行うことができます。
- 経理スタッフのチャンネル
- 営業スタッフのチャンネル
- Aプロジェクトのチャンネル
- Bプロジェクトのチャンネル
など、チャットで連絡を取り合う最小単位だと考えてください。
2-2. チャンネルの作成操作
左メニューの「▼チャンネル」に「チャンネルを追加する」メニューがありますので、クリックします。
さらにメニューが表示されますので、「新しいチャンネルを作成する」を選択しましょう。
チャンネル作成画面が表示されます。
チャンネル作成画面では、以下の情報を入力します。
・名前:チャンネル名を設定しましょう。
・説明(任意):追加するチャンネルの説明を追加します。
・プライベートチャンネルにする:他のメンバーにチャンネルの存在を公開したくないときに設定します。
入力が終わったら、右下の「作成」ボタンをクリックします。
チャンネルを作ったら、次にメンバーを追加します。
- (ワークスペース)のすべてのメンバー○人を追加する
- 特定のメンバーを追加する
から選択します。
例えば、ワークスペースに所属する全員が参加するチャンネルであれば、「(ワークスペース)に参加するメンバーを自動的に追加する」をONにすれば良いでしょう。あとあとメンバーが増えても自動的に追加されるので、非常に便利ですね。
逆に、特定のメンバーのみのチャンネルであれば、「特定のメンバーを追加する」を選択肢、追加欄に以下の情報を入力して、メンバーを追加します。メンバーは以下の情報から検索します。
- Slack上の氏名
- Slack上の表示名
- Slackに登録されたメールアドレス
メンバーは後からでも追加ができるので、この段階で追加をしない場合は「後でする」をクリックしましょう
メンバーの追加が終わると、チャンネルが作成されます。
3. メッセージなどのいろいろな送信方法
3-1. メッセージを送信する
基本中の基本!入力欄にメッセージを入力し、送信ボタンをクリックするだけです。簡単ですね。
この場合、
- メッセージはチャンネルに参加する全員が見ることができる
- 通知(メンション)はなし
という状態で、メッセージが送信されます。
さらに詳しく!
通知(メンション・mention)、とは「〜について言及する」という意味の英単語です。SlackなどのチャットやSNSでは、特定の人に向けてメッセージを送る手法として利用されています。
3-2. 送信するメッセージを装飾する
Slackでは、送信するメッセージそのものを装飾することができます。目立たせたい言葉を強調したりできるのですが、これはchatworkと違う点ですね。
3-2-1. ①ショートカット
リマインダーの設定や、連携アプリからのショートカットを追加することができます。Slackを使い始めて間もない頃は、あまり使わない機能かもしれません。慣れてきたら、より効率化する際に使うことになります。
3-2-2. ②強調
Slackでは「文字を強調する」ことができます。強調したい文字を選択して、強調ボタンをクリックしましょう。
3-2-3. ③強調
Slackでは「文字を斜めにする」ことができます。
3-2-4. ④取り消し線
Slackでは「文字に取り消し線を書き加え、以前と異なることを伝える」ことができます。
3-2-5. ⑤コード
Slackで、htmlやCSS、Javascriptなど、さまざまなコードを共有する時に利用します。この「⑤コード」は、単一行のコードを共有する時に使用します。
複数行にわたるコードを共有する場合は、「⑩コードブロック」を使用しましょう。
3-2-6. ⑥リンク
Slackで、参考となるURLなどを共有する場合、リンクとして共有することで、閲覧者はワンクリックで開くことができるようになります。なお、入力欄にURLを打つと、自動的にURLとして認識されるので、あえて「⑥リンク」ボタンを押すことはほぼありません。
ここがポイント!
リンクを張りたくない(文字列として共有したい)場合は、「⑥リンク」ボタンをクリックしてリンクを削除しましょう。
3-2-7. ⑦順番付きリスト
いくつかの選択肢を提示する場合などは、順番付きリストを使うと相手に伝わりやすくなります。
3-2-8. ⑧箇条書き
「順番付きリスト」は頭に「1」「2」「3」のように番号が付き順番が存在しますが、「箇条書き」は順序の関係ない物事を並べる場合に使用します。
3-2-9. ⑨引用タグ
過去のメッセージや、Web上の情報、他の人の発言など「引用部分」を明確にする際に「引用タグ」を使用します。
3-2-10. ⑩コードボックス
Slackで、htmlやCSS、Javascriptなど、さまざまなコードを共有する時に利用します。
「⑤コード」は単一行のコード追加を想定していますが、「⑩コードブロック」は複数行にわたるコードを想定しています。
3-3. 特定の人宛にメッセージを送信する
入力欄にメッセージを入力する時、右下の「@」ボタンをクリックします。
チャンネルに参加している人が表示されますので、クリックで選択します。
この場合、
- メッセージはチャンネルに参加する全員が見ることができる
- 選択した人に、通知(メンション)
という状態で、メッセージが送信されます。
3-4. チャンネルに参加する全員に通知する
入力欄にメッセージを入力する時、右下の「@」ボタンをクリックします。
「@channel」を選択し、メッセージを送信します。
この場合、
- メッセージはチャンネルに参加する全員が見ることができる
- チャンネルに参加する人、全員に通知(メンション)
という状態で、メッセージが送信されます。
さらに詳しく!
チャンネルに参加する全ての人に、必ず確認して欲しい内容を送信する時に使いましょう。重要な業務連絡とかですね。
3-5. 今、オンラインの人にのみ通知する
入力欄にメッセージを入力する時、右下の「@」ボタンをクリックします。
「@here」を選択し、メッセージを送信します。
この場合、
- メッセージはチャンネルに参加する全員が見ることができる
- 今現在、オンラインの人にのみ通知(メンション)
という状態で、メッセージが送信されます。
さらに詳しく!
例えば「今からランチに行きませんか?」など、今すぐに行動する場合に有効です。
3-6. ファイルを添付して送信する
入力欄にメッセージを入力する時、右下の「クリップマーク」をクリックします。
「以下からファイルを選択 > 自分のコンピューター」をクリックすると、自分のパソコンのファイル一覧が開きますので、対象のファイルを選択します。
ここに注意!
Slack上にファイルを添付すると、無料で利用できるデータ容量が圧迫されます。Google DriveやDropboxにファイルを保存して、保存先のURLを共有する方法がおすすめです。
Googleドライブアプリをインストールしておけば、Googleドライブにあるファイルの共有が楽々できます!
4. ログイン状態とステータスの更新

ログイン状態やステータスを更新することで、あなたがどのような状態か知らせることができ、チーム内の作業効率が向上します。
さらに詳しく!
現状が把握できれば、状況に適した連絡手段をとることもできます。
たとえばログイン状態が「離席中」であれば、「急ぎの要件をSlackではなく電話で伝える」といった判断ができます。
4-1. ログイン状態の切り替え
ステータスを更新するために、画面左上の名前欄をクリックして、設定メニューを表示します。
設定メニューの画面内で「変更する」をクリックすると、ログイン状態を変更することができます。ログイン状態は2種類で、「アクティブ」と「離席中」の切り替えができます。
4-2. 通知の一時停止(おやすみモード)
一定期間、通知をOFFにすることができます。
急ぎの資料を作成する時、集中して業務を行いたい時、休憩など、通知を止めることができます。ログイン状態とは異なり、設定した時間が経過すると通知が自動的にONになります。
4-2. ステータスの更新
今、自分が何をしているか、他の人に知らせることができます。
このステータス設定を行うと、あなたの表示名の横にステータスが追加されます。
チャンネルを見ると、メンバーのステータスをひと目で確認できます。
ここに注意!
ステータスを中途半端に運用すると、設定する人がいたり、いなかったりという状況になってしまい、効率がかえって悪くなってしまう可能性もあります。チーム内でステータスの運用ルールを作り、しっかり守るようにしましょう。
5. 通知音(サウンド)の変更方法
Slackで通知があると、気が付きやすくするために通知音が鳴ります。
毎回聞くことになるので、通知音は意外と重要な設定箇所です。
人によっては、デフォルトの「Knock Brush(カタカタカタ)」という音がストレスに感じる人がいるかもしれません。
設定メニュー欄の「環境設定」をクリックします。「通知」を選択して下にスクロールします。
下段に「サウンド&表示」という項目があり、「通知音の変更」や「ミュート設定」ができます。
6. スマホアプリのインストール
Slackはスマートフォンアプリを提供しています。
スマートフォンアプリを利用することで、外出先でもプロジェクトに関する動きを把握できます。
Webアプリとは別にスマートフォンでの通知設定も行うことができるため、使用状況に応じて適宜変更しましょう。
次のリンクから、アプリをダウンロードできます。

7. まとめ
Slackを使い始めるときに、実際に筆者が設定した項目、調べた項目を中心に、基本的な操作方法をまとめてみました。
chatworkはシンプルイズベスト。チャットツールに慣れていないメンバーが多いチームはchatworkの方が良いでしょう。
Slackは他のアプリケーションとの連携も強力で、かなり多機能。普段からパソコンを使い、GoogleカレンダーやGoogleドライブ、ZOOMなど、Web系のアプリケーションも多用しているようなメンバーが多いチームはSlackを選べばよいですね!
Slackの登録方法や設定方法は、情報共有するなら「Slack(スラック)」!登録方法や設定方法を徹底解説!で解説しています。
また、chatworkと比較したい方は、ビジネス特化の無料ツール「チャットワーク」の登録・使用方法を徹底解説!をどうぞ!
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