こんな方に読んで欲しい!
- MOZBarの設定方法と使い方が知りたい
- MOZBarを使って、狙い目の記事を分析したい
- アクセス数ごとに検索1位の記事のPA・DAが知りたい
ブログを書く際には、キーワード選定が肝であり、ツールを使わないと時間がかかりすぎてしまいます。
MOZBarは、ライバルサイトのページとドメインの強さが簡単にチェックできるツールです。
無料でライバルの権威性がチェックでき、キーワード選定に非常に便利なツールです。
アフィリエイトブログを運営するには、必須ともいえるツールでしょう。
この記事では、MOZBarの初期設定と使い方について、さらにはMOZBarを使ったライバルの分析方法について解説します。
結論として、一番の狙い目は、月間推定アクセス500~2,000件で、検索1位のDAおよびPAが20未満のキーワードです。
1. ライバルチェックはMOZBarが便利
MOZBarは、SEOサイトとして有名な「MOZ」が提供している無料で使えるツールです。
Google Chrome(グーグルクローム)の拡張機能として使えるので、導入も非常に簡単です。
1-1. 無料MOZBarの機能
MOZBarを使うと、Google検索した際にURLの下にPA・DA・サイトの被リンク数が表示されるようになります。
PA(Page Authority) |
ページの権威性を1~100の数値で評価 |
DA(Domain Authority) | ドメインの権威性を1~100の数値で評価 |
サイトの被リンク数 | 外部サイトから自サイトへ向けられたリンクの数 |
Link Analytics | 自サイトがどこから被リンクを受けている(回数制限あり) |
また、Link Analyticsをクリックすると、より詳細な分析が確認できます。
ただし、一定期間に使用できる回数が決まっており、記事執筆時点では月10回となっています。
1-2. 有料MOZBarの機能
無料でも十分な機能ですが、MOZBarには有料版もあります。
有料版の機能は、無料版に加え以下の機能があります。
- ルートドメインのリンク数の表示
- ドメインを示すリンク数の表示
- 修正すべきサイトの提案
- 24時間オンラインサポート
あると便利な機能ですが、月額99ドル(約1万円)からとかなり高額です。
基本的に無料版の機能だけでも十分使えるので、特段必要が無ければ無料版にしましょう。
2. MOZBarの登録
MOZBarは、Google Chromeの拡張機能のため、使っていない場合はGoogleChromeのインストールしてください。
さて、Google Chromeの設定が済んだら、MOZBarの設定を行います。
設定自体は、5分~10分程度で終わるので、一緒にやってしまいましょう。
2-1. Google Chromeの拡張機能を追加
まずはGoogle Chromeの拡張機能にアクセスします。
2-2. Chromeに追加をクリック
MOZBarの拡張機能が表示されるので、「Chromeに追加」をクリックします。
2-3. 拡張機能を追加をクリック
「MozBar」を追加しますか?のポップアップウィンドウが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックします。
2-4. Mマークをクリック
ここまで完了すると、画面右上にMOZbarのアイコン(Mマーク)が現れます(下の図の赤枠内)。
もし現れなければ、右隣りのジグソーパズルのマークを押すと、拡張機能のウィンドウが開くので、MOZBarのピンマークをクリックしてください。
2-5. Create Accountをクリック
「Create Account」のボタンを押します。
2-6. 会員登録
会員登録画面が表示されるので、必要事項を入力します。
- Email:メールアドレス
- Display name:ニックネーム
- Password:パスワード
メールが届くので、「Activate Your Account」をクリックします。
これでMOZBarの登録が完了します。
3. MOZBarのログイン
3-1. Mマークをクリック
Chromeブラウザの右上にでてくる「Mマーク」をクリックし、青色に変わることを確認します。
3-2. Loginする
MOZBarに「Log in」ボタンが表示されるのでクリックします。
ログイン画面が表示されるので、登録したメールアドレスとパスワードを入力して「Log in」します。
3-3. PA・DAが表示される
Google検索した際に、「PA」と「DA」の数値が表示されれば登録が完了しています。
「LinkAnalytics」をクリックすると、以下の詳細画面が開きます。
4. DA・PA30で優秀
MOZBarを見ると、検索上位の記事に勝ち目があるか瞬間的に判断できます。
ブログを立ち上げたばかりの頃は、PA・DAともに1です。
100万PV稼ぐようなブログでも、DAが15~30程度のレンジ帯であり、個人ブログではDA・PA30いけばかなり優秀です。
検索1位の記事のPA・DAが仮に50の場合、PA・DAが10未満の記事ではまず勝ち目がありません。
PA・DAはWebサイトおよび記事の権威性を数値化しているため、どうしても公共機関や上場企業などの有名企業のWebサイトが評価されやすくなっています。
自身のWebサイトのDAが10未満の場合は、DAおよびPAが20未満のWebサイトが検索1位に来ているキーワードに絞ることをおすすめします。
記事の質で買っていても、ドメインと記事の権威性が優先されるジャンルのほうが多い印象です。
それでは、DAおよびPAとアクセス数の関係をみていきましょう!
5. 上位記事のPA・DA
月間の検索数が様々なテーマで、検索上位記事のPA・DAを調べてみました。
尚、月間の検索ボリュームはAramaikijakeのデータを使います。
5-1. 月間250万アクセス規模
キーワード「SEO」の月間推定アクセス(検索)数は、Yahoo!JAPANで548,000件、Googleで2,192,000件です。
「SEO」の検索1位は、PA48・DA92のビジネスメディアの「impress」です。
東京証券取引所第一部に上場している「株式会社インプレスホールディングス」の100%子会社「株式会社インプレス」が運営しています。
東証一部上場企業ということでDAが高く、個人ブログでは太刀打ちできません。
5-2. 月間60万アクセス規模
キーワード「ブログ」の月間推定アクセス(検索)数は、Yahoo!JAPANで134,600件、Googleで538,400件です。
「ブログ」の検索1位は、PA73・DA92の「アメーバブログ」です。
こちらも個人では太刀打ちできない権威性を誇っています。
5-3. 月間1万アクセス規模
キーワード「ブログ アフィリエイト」の月間推定アクセス(検索)数は、Yahoo!JAPANで1,980件、Googleで7,920件です。
「ブログ アフィリエイト」の検索1位は、PA36・DA49の「エックスサーバー」です。レンタルサーバーで国内No1シェアを誇るエックスサーバーの公式ブログが一位になっています。
「SEO」「ブログ」と比較すると、かなりPA・DAは下がりましたが、まだまだ20を大きく上回っており、真っ向勝負は避けるべきでしょう。
5-4. 月間2,000アクセス規模
キーワード「ブログ 稼ぎ方」の月間推定アクセス(検索)数は、Yahoo!JAPANで380件、Googleで1,520件です。
「ブログ 稼ぎ方」の検索1位は、PA44・DA20の「ColorfulBoxMedia」です。有名ブロガー沖ケイタさんなどが運営する「株式会社カラフルラボ」のメディアです。
ここまで月間推定アクセス数が落ちると、DA20でもトップ表示が狙えるようになっています。
このあたりで、ようやく現実的に勝負が挑めるラインになってきました。
5-5. 月間150アクセス規模
キーワード「ブログ ノートパソコン」の月間推定アクセス(検索)数は、Yahoo!JAPANで28件、Googleで112件です。
「ブログ ノートパソコン」の検索1位は、PA8・DA9の「モリブロ」です。ブロガーのmoriさんが運営しているメディアです。
月間推定アクセス数が150まで落ちると、PA・DAともに勝負できるテーマが適度に出てきます。
6. 結論 まずはアクセス100~2,000前後が狙い目
PA・DAで権威性を確認していくと、月間推定アクセス100~2,000件程度が、検索1位を狙えるレベルです。
とはいえ、月間推定アクセスが100件前後だと、検索1位をとっても月間10~50件程度のアクセスしか見込めません。
それも踏まえて一番の狙い目は、月間推定アクセス500~2,000件で、検索1位のDAおよびPAが20未満のキーワードです。
7. まとめ
MOZBarは、ライバルサイトのページとドメインの強さが簡単にチェックできるツールです。
無料でライバルの権威性がチェックでき、キーワード選定に非常に便利なツールです。
一番の狙い目は、月間推定アクセス500~2,000件で、検索1位のDAおよびPAが20未満のキーワードです。
是非キーワード選定に役立ててください。