事業のはじめ方

利益を独り占め!ブルーオーシャンの見つけ方・作りだし方

こんな悩みをお持ちではないですか?

  • 起業したいけど、ライバルに勝てるか不安
  • お客さまの取り合いになったらどうしよう
  • すでに起業している同業者に勝てる気がしない

起業を志しているあなたは、失敗談としてこんな話を聞いたことがあるかもしれません。

  • 起業したけどライバルが多すぎた
  • 少ないパイ(お客さま)を奪い合っている
  • 何年やっても自転車操業から抜け出せない
  • 競争が辛くて数年で撤退した

既存の市場は、既存の事業者があふれていて熾烈な競争を繰り広げています。

苦労して起業したビジネスが、常に「火の車」「いばらの道」だったなんてことも、往々にして有り得ます。珍しい話しではありません。

「先行者利益」という言葉があるように、先に始めた方が有利であることが多く、同じ市場で戦うにはかなり工夫をしなければなりません。

 

しかし、同じビジネスでも「市場」や「考え方」、「方向性」を少し変えるだけで、状況が180°変わることがあります。ビジネスを始める時は、少しでも自分に有利な場所で始めましょう。より有利な場所で始めれば、独り勝ちも夢ではないのです。

この「より有利な場所」のことをビジネス用語で「ブルーオーシャン」と呼びます。

ブルーオーシャンを見つけたり、作りだしたりできるかどうか。これによって成功できるかどうかが決まると言っても過言ではありません。今回はそのブルーオーシャンについて見つけ方・作り方について解説します。

 

1、ブルーオーシャンとは?

ビジネスにおいて市場(マーケット)とは、売り手と買い手が商品やサービスの取引が行われる場所とされています。

難しく考える必要はありません。コンビニで買い物をする時、コンビニは「売り手」、あなたは「買い手」です。コンビニは100円のコーヒーを提供し、あなたは100円を支払う。これが取引です。

 

さきほど出てきた、市場の状態を示す言葉「ブルーオーシャン」。言葉の意味から確認しておきましょう。

ブルーオーシャンとは、競争のない未開拓市場のこと。新しい商品やサービスを開発・投入することで創出される競合相手のいない市場。

引用元:コトバンク

もっと簡単に書けば、お客さまを奪い合わない、競合がいない、自分だけしかいない市場のことを指します。自分だけしかいないということは、利益を独り占めできます。そんな市場のことをブルーオーシャンと呼びます。

例えば、少し前に立ち食いのステーキ屋さんが流行りましたよね。立ち食いにすることで1人あたりの専有面積を小さくし、回転率を上げることで価格を抑え、他の一般的なステーキ屋さんと差別化を図り、ブルーオーシャンを作りだしました。今はマネされて同じようなお店がたくさんできましたが、当初はまさにブルーオーシャン!一人勝ち状態でした。

 

そのブルーオーシャンの反対語が「レッドオーシャン」です。

レッドオーシャンとは、血で血を洗うような激しい価格競争が行われている既存市場のこと。

引用元:コトバンク

これは競合他社(ライバル)が存在し、価格や品質で争っている市場です。レッドオーシャンでは、他社同士が同じような価格帯で、同じような商品やサービスを提供しています。

そうなると、ただ単に商品やサービスを提供するだけでは、お客さんは選んでくれません。価格を下げたり、品質をよくしたり、競合他社と比べて良いところをアピールしないと選んでもらえません。

もちろん大手と呼ばれる企業もいますので、資本(お金)と物量で圧倒されることもあります。

 

これはコンビニ市場を考えていただければ、理解しやすいです。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ、デイリーヤマザキなど、どのお店もそこまで大きな違いはなく、同じような価格や商品が多い中で、店内キッチンなどで総菜に力を入れたり、ソフトクリームなどスイーツ系を取り入れたり、必死に新商品・新サービスを出し合いながら利益を出そうとしています。

最近ではコンビニのオーナーが破産するなんて話もあり、まさに過酷な環境です。

 

2、ブルーオーシャンを見つけるためには?作るには?

起業する方の中には、既存の売り方をマネすることがあります。

確かに、何でも模倣(マネ)から始まります。いきなりオリジナルは至難の業。でも100%マネすると、既存の企業とあなたの違いがまったくありませんよね?

それは自らレッドオーシャンに飛び込んでいるようなものです。レッドオーシャンは熾烈な価格競争・品質競争の世界。起業したてでは、資金面でも経験面でも優位に立てず、消耗戦には勝てません。

少ない資金、経験に加え、少ない労力で利益が出せる市場で勝負することに意識してビジネスをすることが大切です。

 

2-1、ブルーオーシャンにはイノベーション(改革)が必要

「市場は既にレッドオーシャンだらけだ!」「もうビジネスの海は開拓しつくされた」と感じていませんか?

自分はブルーオーシャンを見つけ出せる・作りだせるのだろうか?

不安になるかもしれません。でも実はそこまで悩むことではありません。なぜなら、ブルーオーシャンを見つけ出す・作りだす方法はいたってシンプル。既存の市場にはない、新しい要素を追加すれば良いんです。

 

ブルーオーシャンとは「お客さまを奪い合わない、競合がいない、自分だけしかいない市場」でしたね。

今あるの市場の考え方や商品がそのままでは、市場での差別化はなかなか難しいです。ブルーオーシャンを生み出すためにはイノベーション(改革)が必要です。

 

今ある市場であなたが不便に感じていること、疑問を感じている事、足りないと思っていること、古いなと感じている事。イノベーシンを起せれば、ブルーオーシャンに乗り出せたも同然です。

 

2-2、イノベーション(改革)を起こせますか?

イノベーションを起こせますか?多くの方は「そんなの無理」「ハードルが高すぎ」「それはプロの仕事で素人には出来ない」と考えるでしょう。

でも、起業を決めた、例えば素人のあなたでも、イノベーションを起こすことは可能なのです。むしろ、既存のやり方に捕らわれていないあなたの方が、起こしやすいかもしれません。

 

さきほどはイノベーションを「改革」としましたが、もう少し意味を確認しておきましょう。

イノベーションとは、語源は英語で「変革する」「刷新する」という意味の動詞innovateの名詞形innovation。経済活動において既存のモデルから飛躍し、新規モデルへと移行することを意味します。

日本語ではよく「技術革新」の同義語として使われますが、本来は新しい技術を開発するだけでなく、従来のモノ、しくみ、組織などを改革して社会的に意義のある新たな価値を創造し、社会に大きな変化をもたらす活動全般を指すきわめて広義な概念です。

引用元:コトバンク

・・・正直、辞書の書き方ではわかりませんね。

これだけ読むと「ものすごい事をしなければ!」「ゼロから始める大改革!」と感じてしまいますが、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。

次に具体例を見てみましょう。

 

2-2、イノベーションはちょっとした思い付きから生まれる

国際機関のOECD(経済協力開発機構)の「オスロ・マニュアル」というガイドラインにイノベーションの指針があり、次の4つどれかに当てはまればイノベーションだとされています。

オスロ・マニュアル

  1. プロダクト・イノベーション
  2. プロセス・イノベーション
  3. 組織イノベーション
  4. マーケティング・イノベーション

 

1、プロダクト・イノベーション

新商品の開発によって他社との差別化を図り、競争優位性を生み出す方法です。基本的には「新技術」「新たな活用法」などにより生まれます。

例えば、ポストイット。ポストイットは強力な接着剤を開発中にたまたま粘着力がとても弱い物質を見つけ、「すぐにはがせる紙」の需要を考えて誕生しました。

 

2、プロセス・イノベーション

工程革新や製法革新と呼ばれるもので、新たな製造方法や、工程の改良によって「コストダウン」を図り、競争優位性を生み出す方法です。

例えば、QBハウス。QBハウスは、作業工程の改良を行い10分1000円という短時間・低価格なサービスを実現し、2019年に567店舗まで拡大しています。

 

3、組織イノベーション

組織や制度などの革新的な仕組みを新たに作ることを指します。小さい組織で機動力があるからこそ他社ない組織・制度を作り経費を下げ、利益を上げることが出来るかもしれません。

例えば、働き方改革の一環で、在宅ワークが広く認められる会社が増えてきました。これも組織イノベーションの1つです。

 

4、マーケティング・イノベーション

製品計画をもとに販売経路、販売促進努力などの活動を変えることを指します。特に今はインターネットも十分に普及し様々な方法を選べるので、利益を追求出来る可能性はまさに無限大です。

例えば、宣伝広告の方法。テレビはたくさんの人が見ていますが、その分、テレビCMはある程度までしかターゲットを絞り込めませんでした。インターネットが発達し、googleやfacebookなど誰でも気軽に広告を出せるようになり、さらにピンポイントでターゲットを絞り込むことができるようになりました。

 

必ずしも劇的な改革ではなく、もとからあったもののかけ合わであったり、少しアレンジしただったりします。これでも十分にイノベーションになる可能性があります。

このように既存のビジネスの中にイノベーションのヒントがあります。普段の生活の中でも、ちょっと思いついたことがあれば、それがブルーオーシャンを見つける手がかりになるのです。

 

3、ブルーオーシャンの落とし穴


ブルーオーシャンを見つけたり、作りだしたりできれば最初のニーズを獲得出来ます。でも、それで未来の利益が約束されるわけではありません

ブルーオーシャンを見つけたり、作りだすことができても、すぐに他社が真似をして同じ市場に参入してきます。お客さまは、競合他社との競争によって奪われていきます。あくまでもブルーオーシャンはスタートダッシュとして有効なだけです。

 

どんな市場にも成熟段階があります。市場の大きさが知れれば競合他社が乗り込んできますし、その商品やサービスが定番化されれば価格競争が始まります。つまりレッドオーシャン化します。これはどんなビジネスでも往々にしてあり得ることで、避けられないものです。

成熟期には「レッドオーシャン」になる、その時に向けて今から対策することを考えてビジネスを進めましょう。

またレッドオーシャン化させないために、ブルーオーシャンの段階でも常にイノベーションを考え実行していきましょう。

 

4、まとめ

今回はブルーオーシャンについて解説してきました。大事な点を3つあげておきます。

  • ブルーオーシャンは、イノベーション(改革)することで見つけ出したり、作りだすことができる
  • もとからあったもののかけ合わであったり、少しアレンジしたけでもイノベーション(改革)になりうる
  • ブルーオーシャンはいずれレッドオーシャンになる。それを考慮してビジネスを進める

既存のやり方では、既存の企業や事業者に勝つことはできません。資本(お金)も経験も劣っているからです。イノベーションで競合他社より優位に立ち、さらにブルーオーシャンを作りだしましょう。

そうすればスタートダッシュを有利に進めることができます。

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