こんな方に読んで欲しい!
- ChatWork経由でZoomに参加したい
- ChatWorkとZoomを連携させる方法を知りたい
- Zoomをより快適に使いたい
在宅ワークが増えています!
それにつれて「社員同士のコミュニケーションが減ってしまった」という声も聞こえてきます。
業務連絡や決定事項の伝達はチャットツールを使えば良いですが、「何かを決める」場合は、文字ベースのコミュニケーションツールであるチャットは不向きです。
会議など「リアルタイムで多くの意見が飛び交う場」にはビデオ通話サービスを使うことをおすすめします。
今回は、ChatWorkをすでに使っている方向けに、ビデオ通話サービス「Zoom」を連携させ、ChatWorkからZoom上での会議を開催(もしくは参加)する方法について徹底解説します!
1. ZoomとChatWorkについて
1-1. Zoomとは
Zoomは、アメリカの「Zoomビデオコミュニケーションズ」が開発、運営しているビデオ通話サービスです。在宅ワークが増えてきたため、みなさんも頻繁に使っているのではないでしょうか。
いろいろなビデオ通話サービスがある中で、Zoomは、
- 安定したビデオ通話ができる
- URLをクリックするだけで簡単に通話に参加できる
- 最安は無料、プランに応じて利用できる
- 通信量が少ない
といったメリットがあり、利用者数が増えています。
Zoomについては、以下の記事で徹底解説しています。
[blogcard url=”https://iblab.net/zoom/”]
1-2. ChatWorkとは
ChatWorkは日本の企業「ChatWork株式会社」が運営しているビジネスコミュニケーションツールです。
同じようなサービスにLINEがありますが、LINEはプライベート、ビジネスではChatWorkという使い分けが多いですよね。
ChatWorkは、ビジネスに特化したコミュニケーションツールなので、アプリケーション内でタスクの管理ができたり、参加者を管理できる機能も兼ね備えています。
有料プランもありますが、無料プランでも十分に使うことができます!
ChatWorkに関する詳しい情報は、以下の記事をご覧ください!
[blogcard url=”https://iblab.net/chatwork/”]
ここに注意!
この先、これら2つのツールを連携する方法について説明しますが、ZoomとChatWorkそれぞれのアカウントを取得している前提で解説していきます!もしアカウントを持っていらっしゃらない場合は、上記で紹介した記事を参考にして、アカウントを取得してください。
2. ZoomとChatWorkを連携させる方法
ZoomとChatWorkを連携させることで、ChatWork上からZoomミーティングを簡単に開催もしくは参加することができるようになります。連携は一度行えばOK!
まずはChatWorkにログインしてください。
右上のユーザーアイコンの上にマウスを乗せると、アカウント設定に関わるいくつかのメニューが表示されます。この中から「サービス連携」を見つけてクリックしましょう。
「サービス連携」をクリックすると、どのサービスと連携するのかを選択する画面に遷移します。今回はZoomと連携しますので、Zoomの欄の「無効」をクリックしましょう。
画面が切り替わり、Zoomのアカウントでログインするページに移動します。
ここで入力するアカウント情報は、ChatWorkと連携する「Zoomアカウントのメールアドレスとパスワード」です。
情報を入力したら、reCAPTCHAの「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「サインイン」をクリックしましょう。
サインインすると、「Chatwork is requesting access to your Zoom account」と表示されます。
翻訳
Chatwork is requesting access to your Zoom account
↓
ChatWorkがあなたのZoomアカウントと連携しようとしています。
アカウントを連携することで、
- ユーザーのミーティングを読み取って管理する
- ユーザーの情報を読み取る
ことを許可します。「認可」をクリックして、連携します。
連携ができた証として、Zoomの欄の「無効」だったボタンが「有効」になっていることがわかります。
以上でChatWorkアカウントとZoomアカウントの連携設定は完了です。
ここがポイント!
連携設定は一度すればOKです。
3. ChatWorkからZoomでミーティングをする
連携できたので、さっそく「ChatWork」から「Zoom」のミーティングを立ち上げてみましょう!
Zoomのミーティングを行う方法は大きく分けて2つ。「ホスト」となるか「ゲスト」となるかです。
さらに詳しく!
ホストは、自分がミーティングの主催者となること、ゲストは参加者になるということです。
それぞれ、手順を見ていきましょう。
3-1. ホストとしてミーティングを主催する
まずはあなたがホストとなる場合です。ChatWorkで、会議を開くチャットを表示します。
メッセージ内容を入力するフォームの中に、ビデオカメラマークがあり、その中に「Zoomミーティングを開始」という項目がありますのでクリックしましょう。
「Zoomミーティングを開始」すると、別のタブが開いて、ブラウザからZoomを開いていいか許可を求めるアラートが表示されます。もちろん、主催するうえでZoomを開きたいので「 zoom.us を開く」をクリックしましょう。
この時点でChatWorkのチャットには、ゲスト参加用のURLが送信されています。
上の画面のように、Zoomミーティングを開催することができました!チャットにはもうすでにログイン情報が送信されていますが、再度送信したい場合には上記の情報を送信しましょう。
3-2. ゲストとしてミーティングに参加する
ゲストはミーティング「ホスト(主催者)」から送られてくるURLをクリックだけで参加できます。
Zoomアカウントはなくても問題ありません!
4. まとめ
ビジネス用チャットツールである「ChatWork」と、ビデオ通話サービスの「Zoom」の連携方法を解説しました。
連携していない場合は、
- Zoomを開く
- ミーティングルームを設定
- URLをコピー
- チャットワークを開く
- URLを張り付け送信
という手順になりますが、連携させておけば、
- チャットワークを開く
- 会議を予約(自動でURL送信)
という手順になります。コピペは間違ったりするので、面倒なんですよね。
連携作業は1度だけでOKです。利便性が高まり、場面に応じたスムーズなやり取りが可能になります。
とても簡単になるので、ぜひ試してみてください!