事業のはじめ方

メガバンク、地銀、ネット銀行の特徴とメリットを徹底解説!

こんな悩みをお持ちではないですか?

  • 法人口座はどこで開設するべき?
  • メガバンク・地銀・ネットバンクの特徴は?
  • それぞれの銀行のメリット・デメリットは?

法人設立後、最初に行わなければならないことの1つに銀行口座の開設があります。

時代はキャッシュレス全盛期。PayPayを筆頭に、さまざまな企業がキャッシュレスの波に乗ろうと名乗りを上げています。

しかしキャッシュレスと言っても、自社の受け皿(入金される場所)は絶対に必要で、「キャッシュレスだから銀行口座はいらない!」ということにはなりません。

 

では、どこの銀行で口座を作れば良いでしょうか。

  • 近所にある地銀(地方銀行)?
  • 大手のメガバンク?
  • ネットバンク?

大きくけて3つに分類ができます。

今回の記事では、メガバンク・地銀・ネットバンクでの銀行口座を比較し、徹底解説します!

1. 銀行の特徴

まずは、メガバンク・地銀・ネットバンク、それぞれの銀行の特徴を見てみましょう!

1-1. メガバンク(都市銀行)

メガバンクは都市銀行とも呼ばれますが、名前の通り、全国に支店のある規模の大きな銀行です。

一般的にメガバンクと言えば、

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • みずほフィナンシャルグループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ

3大メガバンクグループを指しています。

1980年代までは、大都市に本店を持ち全国展開していた都市銀行の13行が「大手銀行」と言われていましたが、バブル崩壊によって銀行は再編時代に突入することになりました。

国際的にも戦える銀行になるために拡大・合併・統合などを繰り返した結果、この「3大メガバンク」が誕生しました。

りそなホールディングスと三井住友トラスト・ホールディングスが加わると「大手銀行5グループ」、新生銀行とあおぞら銀行が加わると「大手銀行7グループ」と言われることもあります。

 

三大メガバンクそれぞれにも特徴があります。

三菱UFJ銀行は、海外に強く特にアジアで1位を目指してタイの大手銀行を買収した実績も持っています。

みずほ銀行の特徴は、国内すべての都道府県に店舗を構えていること、みずほグループ全体で連携を取り合って、グループ力で勝負しています。

三井住友銀行は関西に拠点があるからか、スピード重視です。融資スピードが早いのも特徴です。

今のメガバンクとなるまでの銀行の吸収や合併の歴史を見ると、それぞれの銀行の特徴も見えてきます。

1-2. 地銀(地方銀行)

地銀、つまり地方銀行は「全国地方銀行協会」の会員となっていて、各地方や都道府県内を営業基盤としている銀行のことです。

各都道府県に本店を置いていることから地域密着の取引ができるなど、メガバンクでは扱ってくれないような地域ならではのニーズに対応できるのが地銀の魅力です。

地銀には「地方銀行」と「第二地方銀行(第二銀行)」が存在します。

「地方銀行」は全国地方銀行協会に加盟していて、戦前から今と同じように銀行の業務を行ってきた銀行です。

「第二地方銀行(第二銀行)」は第二地方銀行協会に加盟していて、相互銀行から普通銀行に転換してきた銀行です。

さらに詳しく!

相互銀行とは、株式会社組織として中小企業金融を主に行った銀行。

1989年以降、普通銀行に転換していき、今はなくなりました。

業務内容に違いはありませんが、全国的にみると、地方銀行の方が銀行数が多く、また融資の際の貸し出し金利が地方銀行の方が第二地方銀行より少し安価となっています。

1-3. ネットバンク

ネットバンクは、言葉そのままの銀行で、リアルな店舗を全く(もしくはほとんど)持たず、インターネット上で取引することを前提にした銀行です。

窓口や実店舗を持たず、通帳や自前のATMもない分、人件費や場所代が削減され、手数料が安く、金利が高いという特徴があります。

今までの銀行に慣れている人は店舗がないことに不安を感じるかもしれませんが、ネットだからこそ時間を問わず、また銀行に出向くことなく24時間365日アクセスできて、振り込みなどの手続きを行うことができます。

さらにコンビニのATMを利用すれば、預金することも引き出すこともできますので、とにかく便利です。

よく利用されているのはジャパンネット銀行、ソニー銀行、楽天銀行ですね。

ただ便利な分、パスワードの管理には気をつけないといけません。銀行のサービスに限ったことはでありませんが、セキュリティ面の対策を自分で取らなければいけないのがネットバンクです。

今はスマホ決済する方も増えており、スマホ決済&ネットバンク利用で、現金を持たなくてもスマホさえあればお金のやり取りができるようになりました。

セキュリティ面には気をつけながら、スマホ決済のポイント還元とネットバンクの金利をうまく利用するとお得です。

ここがポイント!

ネットバンクは大丈夫なのか?という漠然とした不安を持つ方も多くおられます。ですが金融庁に登録されている信用格付業者の調査によると、メガバンク(都市銀行)と変わらない、もしくは高い評価となっている分野もあります。

ネットバンクだから、メガバンクだからという視点で銀行を評価するのではなく、それぞれの実績や事業内容をしっかり見ましょう。

2. 銀行口座を持つなら

では実際に、銀行口座を持つならどこが良いのでしょうか?

個人口座の場合は自分のライフスタイルに合わせて作ればいいですし、新しく作るのも解約するのも自由です。

でも法人の場合は、取引先があるので自由に解約することはできません。どんな目的で銀行口座を開設するのかをしっかり考えてから作った方が良いでしょう。

銀行口座を作る時には以下のことを前もって考えておきましょう。

  • お金の出し入れだけで良いのか
  • 融資を受ける予定があるか
  • 実店舗で取引する予定があるか
  • インターネット上で振込などをする予定があるか

メガバンク、地銀、ネットバンクの順にメリットとデメリットを紹介していきます。

2-1. メガバンクのメリット・デメリット

メガバンクは全国どこにでも支店があることから、取引先が全国にあります。

メガバンクの口座を持つメリットは、株式会社として今後さまざまな会社と取引をしている時に、口座を持っておくと安心な点です。

あなたの会社の信頼度も増しますし、口座を持っていれば融資の相談もしやすいですね。

デメリットは、ネット銀行に比べると手数料が高いことです。また法人口座を利用するには、毎月利用料がかかる場合もあります。

ここがポイント!

会社を設立したてでメガバンクで口座を作りたい場合、まずは窓口に相談に行きましょう。銀行により必要な書類が異なりますが、多くの場合、資金計画・運営計画書などの提出が求められます。これは正直ベースで作成しましょう。知名度がない分、真摯な対応で信用してもらう必要があるからです。

2-2. 地銀(地方銀行)のメリット・デメリット

地銀で法人口座を持つメリットは、保証協会付の融資を受けやすいという点です。無担保・無保証人でも融資が可能なので、資金を調達しやくなっています。

さらに詳しく!

保証協会付の融資とは、それぞれの地方にある信用保証協会による保証がついた融資のことで、主に中小企業が金融機関から融資を受けるときに利用できるものです。

地銀と同じく、信用保証協会も都道府県単位で活動しているので「保証協会付の融資」の審査が通りやすいと言われています。

信用度はメガバンクに比べると多少低く、営業エリア外の場所ではATMや支店がないというのがデメリットですが、メガバンクよりも融通がききやすいので便利です。

2-3. ネットバンクのメリット・デメリット

ネットバンクのメリットは何と言っても金利の高さと手数料の安さです。人件費と土地代をかけていない分、消費者に還元してもらえるからです。

また、振込などの際もパソコンで処理でき、支店やATMまで出向く必要がなく、取引履歴もパソコンからすぐに見ることができるので、効率的だとも言えます。

ただし、資本金が低い設立したての会社では融資はもちろん、口座の開設でさえ断られてしまう場合があります。また、何かあった時の相談もしにくいので、それらはデメリットになります。

ここに注意!

ネットバンクはその銀行ごとにも特徴があり、メリットデメリットがあります。

振込手数料も銀行によって違います。固定電話がないと申し込めない銀行、他のネットサービスと同時に利用すると特典があるものなど、口座を開設する時は複数のネットバンクを調べるようにしましょう。

3. まとめ

法人口座を開設するときは、個人の口座以上に深く考える必要があります。

お金の出し入れだけでよければ、ネットバンクや近くにATMがある地銀がおすすめですが、実店舗での取引や融資の予定があるのであれば、地銀やメガバンクを利用する方が安心です。

特に地銀で口座を持っていれば、その地域の事業を応援する意味もあるので融資もおりやすいでしょう。

なお、ゆうちょ銀行は個人と法人と合わせて1,300万円までしか預金することができないので、ここにも注意が必要です。

最初はその場所に根付いた地銀で口座を開設し、その後は会社の経営状態や事業の方向性によって新しく銀行口座を持っていくといいですね。

どんな銀行にもメリットとデメリットはあるもの。自分の会社に合った口座を選び、また複数の口座を上手に使い分けていきましょう。

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