- 限定公開の記事を書きたい!
- 特定の人にのみ見せたい記事がある!
- 記事の半分をパスワード付きの記事にしたい!
ページの半分は公開して、あとの半分をパスワードで保護したい。できる?
例えば、
- 公式LINEに登録してもらう時の特典として、限定公開の記事を書きたい
- コミュニティメンバーにだけ公開する記事を書きたい
というような「限定公開」の記事を書きたいと思ったことありませんか?
今回は、WordPressで作ったコンテンツ(記事)を、
- 1記事の全てを限定公開にする方法
- 1記事の任意の部分を限定公開にする方法
について、徹底解説します!
限定公開の記事を作るのはなぜか?
日本人は「限定」に弱い!!
「期間限定」「数量限定」「タイムセール」など、数や時間で区切られていると、ついつい手を伸ばしてしまうのです。
Web上でも同じことが言えます。人は「限定公開」に弱い!
一般に公開されていない情報は、ひと手間かけても知りたいという思いがあります。
お客との関係を深めることができる
何かを販売するにしても、何かを紹介するにしても、あなたが信頼されていることが前提条件です。
信頼できない人からは、何も買わないし、登録もしません。
例えば、メールマガジンでもLINEメッセージでも「○○さん、こんにちは。」と名前を表示するだけも、「自分だけに向けた特別なメッセージ」だと感じます。それにより信頼性が増すことになります。
また、特別なプレゼントがもらえたり、有益な情報が更新されたりなど個別に対応することで、あなたの「ファン」になります。
お客との関係を深めていれば、必要性と有用性を訴求することで、多少高額であっても買ってもらえるようになります。
収益を上げるには、まずお客との信頼性を築く必要があります。
1記事の全てを限定公開にする方法
記事の全てを限定公開する場合は、WordPressの標準機能で対応できます。
設定方法
標準機能なので、非常に簡単です。
限定公開の記事を書き終えたら、「公開状態」の「編集」をクリックします。
次に、「パスワード保護」をクリックで選択し、パスワードを入力して「OK」ボタン。
最後に「公開(publish)」をクリックします。
公開状態の確認
記事にパスワードをかけて、記事全体を非公開にした場合、以下のような画面が表示されます。
パスワードを入力して「確定」ボタンをクリックすると、記事が公開されます。
会員向けであれば、会員の方にURLとパスワードをお知らせすればOKです!
複数の記事を限定公開にする場合、パスワードの管理が重要です。
ある記事のパスワードは「1234」、別の記事のパスワードは「0000」、また別の記事は「9999」のようにバラバラにすると、運用が面倒です。
複雑な運用は慣れてから!最初はシンプルに同じパスワードで運用しましょう。
「パスワード保護」のパスワードを一括変更する方法
WordPressの「パスワード保護」でパスワードを設定した場合、記事ごとに設定しているので、パスワードの変更がとてもとても時間がかかります。
そんなときは、「Replace Protected Password」プラグインを使いましょう!
Replace Protected Passwordは、「パスワード保護」のパスワードを一括変更できるWordPressプラグインです。
設定されているパスワード別に変更でき、同じパスワードが設定されている投稿や固定ページのパスワードを一括変更できます。
パスワード別に変更できるので、例えば、
- 「1234」のパスワードを設定しているコンテンツ(記事)は、「5678」に変更
- 「0000」のパスワードを設定しているコンテンツ(記事)は、「9999」に変更
というようなことが、手間なく簡単にできます!これは便利。
1記事の任意の部分を限定公開にする方法
「情報」や「作品」を投稿し、有料販売できる「note」では、「前半部分を公開し読者の興味を引き、後半の有料部分を購入させる」という手法がよく使われます。
このような感じのものです。↓↓
WordPressの記事の後半を有料販売するかどうかは別として、例えば、
『後半を読むためのパスワードは、「公式LINE(もしくはメールマガジン)」に登録いただいたら、お知らせします!』
というような流れで、登録を促すことができます。
WordPressの標準機能では「途中から限定公開にする」ことはできませんので、「Passster – Password Protection」プラグインを使いましょう。
プラグイン「Passster – Password Protection」の導入方法
では、「Passster – Password Protection」をインストールしていきましょう!
まずはプラグインを導入するためのページに移動します。
左側の管理メニューより「プラグイン」の「新規追加」をクリックします。
検索窓に「Passster – Password Protection」をコピペしてください。
プラグインが表示されたら「今すぐインストール」をクリックします。インストールが終わったら有効化してください。
プラグイン「Passster – Password Protection」の使い方
オプション画面が表示されますが、初期設定のままでOKです。
使い方は非常に簡単です。限定公開にしたい部分を、ショートコード[passster password=”12345″][/passster]で挟むだけです。パスワードは、任意の英数字を指定してください。
以下のように、限定公開したい部分をショートコードで囲みます。
すると、以下のように表示されます。パスワードを入力すると限定公開の部分が表示されます。
英語表記を日本語表記に変える方法
初期設定のままだと、表示される言葉が英語です。
WordPressの「外観」>「Passster」から変更できますので、試してみてください。
【変更前】
【変更後(例)】
htmlも使えるので、LINEのボタンなども設置可能です。改行は<br>ですね。
投稿画面の右側に「Passster(Page Protection)」という項目がありますが、Activate(アクティベート)するとページ全体が限定公開になってしまうので、気を付けてください。
まとめ
今回は、WordPressで「記事の全てを限定公開にする方法」「記事の一部を限定公開にする方法」を開設しました。
日本人はもともと「限定」に弱いと言われています。
「限定公開」にし「特別にあなたにだけに公開します!」とすることで、嬉しさを感じ、信頼性が増し、さらにコンテンツの内容が充実していればあなたの「ファン」になっていきます。
何かを販売するにしても、何かを紹介するにしても、あなたが信頼されていることが前提条件です。
まずは信頼を獲得すること。何をするにしても、これに尽きます。
WordPressの標準機能「パスワード保護」で記事全体の限定公開ができます。また「Passster – Password Protection」プラグインを使えば、任意の部分を限定公開にすることもできます!
会員限定コンテンツを作る際に、試してみてください!